今週は自律反発の動きへ。持続するには市場ボリュームの増加

(指標)日経平均

 先週の予測では、14日(金)に▼488の14327円の急落となって短期の売転換が出現したことで今週は乱高下が警戒され、14000円水準を試す局面あれば買いチャンスとしていました。
 週前半はクリミアの住民投票を混乱無く終え、プーチン大統領が「ウクライナの分割を目指していない」と表明したことで緊迫感が後退し欧米株高となったことで、19日(水)は14663円まであって△51の14462円となりました。しかし、3連休前の20日(木)はイエレン議長の予想より早い利上げ発言でドル買い・円安となって買い先行で始まるものの、薄商いの中を先物主導で売られ▼238の14224円と2月6日以来の安値水準で引けました。
 今週は、先週の日足の動きからみると下値を確認する動きとなっており、一旦自律反発の可能性があります。自律反発が本格的な戻りになるためには市場ボリュームの増加が期待されるところです。ウクライナ問題を巡るロシアへの経済制裁の動向や中国の景気減速懸念など不透明な部分がありますが、来週の4月新年度入りや欧米株式に比べての割安感、日米金利差拡大からの円安方向を考えると、そろそろ反発してもおかしくありません。日足では先週17日の14203円、20日の14207円とダブル底の形となっており、19日の14663円の高値を上回ると、目先はダブル底が確定して更に戻りを試す可能性が高まります。逆に14207円を下に切ると14000円水準を試すことになります
 連休明けの24日(月)は、配当狙いの買いや下げ過ぎていた中小型株の買い戻しで全面高となって△251の14475円の大幅反発となりました。一時200日移動平均線(14505円)を上回る14514円までありました。但し、中小型株の買い戻し中心ですので、買い戻しが終わったあとそのまま上昇が続くかどうかは市場ボリュームの増加にかかっています。

日経平均3-24

(指標)NYダウ

 先週の予測では、クリミアの住民投票の結果を受けて欧米とロシアの対立の行方が不透明なため神経質な展開が予測され、又FOMCで金融政策に変化があるかどうか注目としました。
結局、クリミアの住民投票が武力衝突無く終え、プーチン大統領が「ウクライナの分割を目指していない」と表明したことで緊迫感が後退し、欧米株式は一旦反発となり18日(火)に16336ドルで買転換が出現しました。しかし、その後はウクライナ情勢を巡る欧米とロシアの対立や中国の景気減速懸念とアメリカの住宅指標の改善による景気回復期待の綱引き状況となってもみあいとなりました。FOMCでは量的規模の縮小は想定通り実行されましたが、イエレン議長が量的緩和の終了後6ヶ月位で利上げを行う可能性を示したことで予想より早過ぎるとの見方から株価が下落する場面があり、為替が1円近い円安となりました。週末21日(金)は▼28の16302ドルで引けました。
今週も引き続きウクライナ情勢を巡る警戒感とアメリカの改善されてきている経済指標の発表で高値圏でのもみあいが続く展開となりそうです。上値を追うためには27日(木)の10~12月GDP速報値が注目となります。柴田罫線では18日(火)に16336ドルで買転換となっており、14日の16046ドルを終値で切らなければ底堅い動きが続くことになります。

NYダウ3-21

(指標)ドル/円

 先週の予測では、ウクライナ情勢とFOMCでのイエレン議長の「金融政策運営方針」が注目となるとしました。
クリミアの住民投票が武力衝突無く終わり、欧米とロシアの対立も経済制裁などでの外交問題として展開される可能性が高まったことで、不透明感は残るものの緊迫感は後退し、為替も101円台前半からリスク回避の円買いとはなりませんでした。アメリカでイエレン議長が量的緩和を終了して6ヶ月後の来年春頃に金利を引き上げる可能性を示したことで、予想よりも早い利上げとみられてドルが買われ101.24円から102.68円のドル高・円安となりました。想定レンジを100~103円としていましたが、101~103円となりました。
今週は、来年の春にも利上げするという観測が急浮上したことで日米金利差からドル買い・円安の動きとなりやすいといえます。ウクライナ情勢が注目されますが、G7での緊急首脳会議で発表されるロシアへの制裁内容が厳しければリスク回避の円買いとなりますが、今のところ想定通りの限定的な制裁の可能性が高く、そうなれば緊張は和らいで円が買われる展開にはなりにくいと思われます。101~103円のレンジを想定。

ドル円3-21

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