第46回、一目均衡表その17、「一目均衡表の5つの線を使った総合分析、後編」

4、先行スパン2で予測する

■以上ですかね?

□いやいや、まだまだ。今後を予測するという作業が残っている。

■「予測」ですね。使い方が難しい。価格から26日先の先行スパン2に向けて線を引くってやつですよね?

「予測」というのはとりあえず、典型的なパターンをひとつ作図しておこうという考え方で、決してこの「先行スパン2へ向けて線を引く」ということだけではないのだが、まずはこちらを紹介したい。

★図2
(※クリックして拡大してご覧ください。)

■予測の線を引くのはどのようなときですか?

□まず過去52日間の動きが大きくいって上昇なのか、下降なのかを見極める。その52日間がもみあいのときは予測の線を引いても意味はない。仮に52日間が大勢(たいせい)上昇だったとする。その後、トレンド転換が疑われる動きが出てきたら、線を引くと思えばいい。

■上記の図で言うと最高値をつけて、価格が2日ほど下降しています。あの最高値の位置から26日後の先行スパン2に向けて線を引くわけですね。

□本日を含めた26日後。実際は25日後と言った方が正しく伝わる。

■ですね。でもなんのためにこの線を引くんでしたっけ?これからこう動くっていうことがわかっているわけではないんですよね?

□そう。予測の線の大事なところは「これからその線に沿って動く」ということではない。

■と言われるとなんのために線を引くのかがわからない。

□たとえば、下記のグラフを見てご覧。

★図3

□これはある会社の年間収益推移をグラフにしたもの。これだけ見てては成績がいいのか悪いのか、順調なのか、もっと頑張らなければいけないのかがわからない。

■ですね。

□で、目標の数値を入れたグラフを作る。会社では普通にやっていることだよね。下図を見てご覧。

★図4

■わお。これはやばいですね。

□ひとめでわかるだろ。6月くらいまでは年間目標に食らいついていたけど、7月8月の業績不振がたたって実現が困難になった。9月10月と巻き返しを図ったがやはり目標ラインには届かず、11月12月と力尽きて、ついに最悪の1年となった。

■このグラフを見ていると、もう7月くらいからこの会社の株は売りたくなりますねえ。

□たった1本目標の線を入れただけで今までわからなかったものがはっきりとわかるようになる。それが「予測」の線。

■うおおおおおおおっ。わかりやすい説明。今講師が一瞬池上彰に見えました。

□おだてはいらない。わかってほしいのは予測の線の重要さ。

■なるほど。

先行スパン2に向けて引く線は、もし上昇トレンドが終了し、下降トレンドへ変化しつつあるとしたら、それはどこが境界線かを示す線。

■なるほど。その境界線を下回ってたら、下降トレンドへの移行が優勢。その境界線の上にあったら一時的な押し目という見方が優勢、ということですね。そして、先行スパン2がその決定的な分岐点ってわけですね。なるほど、
予測の線を引くことによって先行スパン2にたどりつく前に、これはやばいぞとか、まだまだ安心というのがわかりますね。

□それが予測の線の意味。以上を総合分析するのが一目均衡表の5つの線分析。

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