第46回、一目均衡表その17、「一目均衡表の5つの線を使った総合分析、後編」

下げを必死でこらえた買い方がいる。しかし、あっぷあっぷだ。その買い方は値段が少し回復すれば、ここら辺で手じまっておこうと思う。その売りが消化するまでは残念ながら本格上昇にはならない。だから準備構成を経て、因果玉の整理が終わったところでようやく本格上昇になる。

■因果玉?

□おっと難しい業界用語を使ってすまない。大きく引かされた玉のことだ。

■引かされた?玉?相場用語って難しいですね。

□「引かされた」とはマイナスのこと。「玉」とは未決済の注文のこと。「買い玉」とは未決済の買い注文、「売り玉」とは未決済の売り注文のこと。ちなみに「玉」は「ぎょく」と呼ぶ。「たま」ではないから間違えないように。「かいだま」、「うりだま」なんて言う人がときどきいるが、「かいぎょく」「うりぎょく」。

■なるほど。「ぎょく」って言わなければ金の玉を建てるときに、大変なことになりますね。

□上品な講座なので、品を落とさないように。

■失礼しました。

価格変動を大きな流れでとらえると買いの完成形から売りの完成形へ、売りの完成形から買いの完成形へという変化。その変化の過程で時に反転したり、もたもたしたりということがある。

■それが押し目や戻し、そしてもみあい相場となるわけですね。

□そうだ。そしてポイントは、大相場は買いの完成形、売りの完成形が長続きする相場展開。

■なるほど、買いの完成形や売りの完成形になったからと言って、もう反転すると思ってはいけないわけですね。

□敵の本丸を落とした後に、国内の敵の城をひとつひとつ落としていく。いわゆる掃討戦だ。本丸が落ちたのだから、後は逃げていく敵を追っ払うだけ。それが一番相場でおいしいところ。だから買いの完成形、売りの完成形になったからと言ってすぐに手じまいしてはいけない。そこからのおいしい部分をしっかりととるのだよ。

■敵の本丸が落ちたとはトレンドがある状態で雲を抜けた、いわゆる三役好転・三役逆転状態を指しますね?

□そのとおり。

■それから掃討戦って言っても、三役好転ですぐ終わってしまう相場もありますよね?

□それはある。でも、だからといって、大相場になる可能性があるものをあっさりと自分であきらめてはいけない。相場で本当の意味で勝ち組になるためのテーマは大相場をしっかりととれるかということだ。

■なるほど。勉強になります。

□ということで、現在の段階を確認することが大切という話。この段階の中に「均衡表の好転」「遅行スパンの好転」「三役好転」なども入る。「均衡表が好転したから買い」などと短絡的な判断をせずに、トレンド変化を段階を追って把握して、「現在、買い方が明確に優勢になったので買いを作る」、という考え方が大事。

■「三役好転したから買い」なんて短絡的ですよね。

□浅い、浅すぎる。

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