14000~15000円のボックス圏で日柄調整完了すれば上放れへ

(指標)日経平均

 先週の予測では、前週末に▼221の14313円で引けたことで新興国問題が一服化していれば、下値は14000円前後でダブル底(もしくは2番底)をつけて、日柄調整に入ることを想定しました。
 週明けの17日(月)は14214円まで下げて△80の14393円と反発し、18日(火)は日銀金融政策決定会合で成長基盤強化の支援として資金供給の規模を2倍化したことがサプライズとなり△450の14843円と今年最大の上げ幅となりました。しかし、20日(木)は中国の製造業PMIが予想を大きく下回ったことで▼317の14449円と大幅下落しました。週末21日(金)は下げ過ぎのリバウンドで△416の14865円の大幅反発で引けました。結局、薄商いの中を先物主導で大きな上下動を繰り返しました。ただし、週足でみると7週間ぶりの上昇となりました。
 チャートをみると、14000~15000円の大まかなボックス圏の中で2月5日の13995円を安値に2月17日の14214円、20日の14428円と順次下値を切り下げる形となり、18日には柴田罫線では14846円で買転換出現となっています。ただし、14800円台は昨年この水準で上値のフシを作ったところであり、なかなか一気に抜けずにいます。今週は25日移動平均線(21日14899円)、26週移動平均線(21日14898円)を抜けて15000円をクリアーできるかどうか注目となります。75日移動平均線(21日15195円)を上回れば本格的な戻りが期待できますが、何か新しい好材料が出なければ難しいと思われます。出来高薄の中を先物主導の上昇というところが気になりますが、チャートの形としては、今のところ徐々に上を目指す形になりつつあります。
 週明け24日(月)は先物主導で荒い動きとなりました。前場は▼113の14752円まで売られたあとプラスに転じて14982円と15000円に接近し、後場になると一転してマイナスに転じて14658円まで下げ、再び下げ幅を縮小して▼27の14837円で引けました。薄商いのため実需が少なく先物に振り回される展開が続いています。

日経平均2-24

(指標)NYダウ

 先週の予測では、この冬の歴史的な大寒波のアメリカ経済に及ぼす影響が注目となり、目先は16200ドル台からは上値は重くなるとしました。
 結局、19日(木)に16225ドルの高値をつけたあと金融緩和継続期待の後退や住宅指標の予想を下回る結果を受けて16006ドルまで下落。その後製造業PMIの改善を受けて16161ドルまで上昇するものの週末21日(金)は再び弱い住宅指標を受けて▼29の16103ドルで引けました。
 今週も引き続いて16000ドル水準でのもみあいとなりそうです。まだ大寒波がアメリカ経済に与える影響を見極めたい状況で、そのため小売各社の11~1月期決算が多数予定されており、注目となります。又、27日のイエレンFRB議長の機会証言も注目といえます。

NYダウ2-21

(指標)ドル/円

 先週の予測では、前週の流れを引き継いでやや円高・ドル安の方向を想定しました。
 しかし、18日(火)に日銀金融政策決定会合で成長基盤強化の支援として資金供給の規模を2倍化したことが好感され日経平均は△450の14843円と急騰し、円も102円台後半の円安進行となりました。その後は22~23日のG20での金融政策正常化への支持の表明期待でドル買い、日本の1月の貿易収支赤字の過去最高の結果から円売りの流れで102円台での推移が続きました。ドルの上値はアメリカ景気の大寒波への影響懸念から重く、円の上値は日銀の追加緩和への思惑から重く、ドル・円共に一方的な方向には動きにくいところです。101.5~103.5円のレンジでの動きを想定。

ドル円2-21

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