第45回、一目均衡表その16、「一目均衡表の5つの線を使った総合分析、前編」

 第16章 5つの線、総合分析 

1、トレンドの変化と一目均衡表の動き

□まずは5つの線の並び順を徹底的に頭にINPUTしよう。上昇トレンドがどんどん続くと最終的に価格と一目均衡表の5つの線の並び順は、上から、価格・転換線・基準線・先行スパン1・先行スパン2となる。

■あれ、遅行スパンが抜けてますよ。

□よく気が付いた。正しくは遅行スパン・価格・転換線・基準線・先行スパン1・先行スパン2なのだが、遅行スパンは残念ながら、今日の価格のところには表示されない。

■あたりまえですね。(本日を入れて)26日前に表示してますからね。

□だから価格変動に応じて線の並び順がどう変化していくかを見るときには、遅行スパンはちょっとおいておく。

■なるほど。

□線の並びが上から価格・転換線・基準線・先行スパン1・先行スパン2となると、それ以降どんなに価格が上昇しようともう並び順に変化はない。よってこの並び順を「上昇トレンドの完成形」と呼ぶ。
 逆に下降トレンドが続くと最終的には下から価格・転換線・基準線・先行スパン1・先行スパン2という並び順になる。そしてこれ以後、どんなに価格が下がろうともう並び順に変化はない。よってこの並び順を「下降トレンドの完成形」と呼ぶ。
 
■なるほど。「完成形」という表現が面白いですね。
 
□どのチャートでも見てごらん、ある時期、「買いの完成形」が出現し、またある時期、「売りの完成形」が出現する。価格変遷は「買いの完成形」から「売りの完成形」、「売りの完成形」から「買いの完成形」への変化の繰り返しと捉えることが出来る。
 
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■でも買いの完成形から売りの完成形に向けて動き出して、途中で再度買いの完成形に戻るということもありますよね?

□もちろん。押し目相場などがそういった動きになる。しかし、大きな流れでチャートを見れば買いの完成形から売りの完成形、売りの完成形から買いの完成形という変化を繰り返している。

■でしょうね。

□だとすると、買いの完成形、売りの完成形以外の時期は買いの完成形から売りの完成形に移行する途中過程、売りの完成形から買いの完成形に移行する途中過程と捉えることが出来る。

■なるほど。

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