第44回、一目均衡表その15、「一目均衡表で最も重要と言われる遅行スパンを徹底解説、後編」

遅行スパンが好転したということがゼロラインを超えること、遅行スパンが逆転したということがゼロラインを割れこむことですね。

□ムサシ君、そのとおり。つまり遅行スパンはモメンタムそのもの。見方も一緒ということだ。

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【一目均衡表】
遅行スパンの好転=買いサイン、遅行スパンの逆転=売りサイン
【25日モメンタム】
ゼロラインを超える=買いサイン、ゼロラインを割り込む=売りサイン
※実はこのふたつは同じことを指している。

■遠く離れた西洋と東洋でも、人は同じことを考えるんですね。

□真理というのは誰が追及しても同じ答えになる。ちなみに一目山人氏は遅行スパンをいろいろな数値にずらして検証していたそうだ。

■では25日だけではなかったと。

□一目均衡表は実はシンプルな考え方で出来ていて、過去一定期間、特に基本数値を大事にしたのだが、その期間の半値がどの位置か、それがどう推移するかを見ていたというのがひとつ。そして、もうひとつは何日前、何日後の価格と現在の価格を比較するという二つのロジックから作られている。

■実にシンプルですね。

2、遅行スパンと移動平均線の関係

□そこらへんをきちんと理解すれば、奥は深いが難しくはない。もっといえば、移動平均線も遅行スパンと通じている。

■え?移動平均線?

□移動平均線で一番よく使われるのは何日移動平均線だ?

■えーと、25日移動平均線ですか?

□そのとおり。5日、25日、50日、75日、100日、150日、200日などというのが良く使われる日数だが、その中でも25日移動平均線が一番よく使われる。

■そうですね。最初からロウソク足に25日移動平均が付いているというチャートをよく見かけます。

□だね。その25日移動平均線と遅行スパンは極めて似ている。

■え?そんな話初めて聞きました。どこが似てます?全然似てないように思えますけど。

□移動平均線が上昇するかどうかはどうやって決まるんだっけ?

■あ、そういえば、そんな勉強をしたような。

□教え甲斐のないやつだ。こちらを読み返してご覧。
https://money.minkabu.jp/31406/4

■思い出しました。移動平均線が上昇するか下降するかは今日の価格と、消えていく価格の関係で決まると。

□つまり25日移動平均線だったら?

今日の価格と消えていく25日前の価格を比べて、今日の価格が大きければ上昇し、小さければ下降する。あっ。

□どうだい、やっぱり25日前の価格と比較しているだろ?

■ほんとだ。ということは、遅行スパンが好転状態なら25日移動平均線は上昇する、遅行スパンが逆転状態なら25日移動平均線は下降すると。

□そういうこと。たくさんのテクニカル指標を学ぶと、同じ考え方で成り立っているものによくぶちあたる。その共通項が多ければ多いほど、それは価格変動の中で重要な部分だということにつながる。

■なるほどです。

□遅行スパンはモメンタムということをまず理解する。そして25日という数字(本日を入れて26日となる)の重要性を他のテクニカル指標からも再確認するといい。つまり買った人、売った人がどこで手じまうかというのを集計してみると25日後というのが統計的に大きな集団になってくる。

■なるほど。

□遅行スパンに関してはここまで理解していただければほぼ十分なのだが、年初めだし、せっかくだから、補足していこう。

■年初め特別授業ですね。

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