第43回、一目均衡表その14、「一目均衡表で最も重要と言われる遅行スパンを徹底解説、前編」

4、遅行スパンの好転・逆転 

□ということで、一目均衡表の有名な買いシグナル売りシグナルのひとつ「遅行スパンの好転・逆転」につながるわけだ。さて、ムサシ君「遅行スパンの好転・逆転」とはなんだった?

■はい。遅行スパンが価格線(ロウソク足)を上抜けることを「遅行スパンの好転」と言い、買いサイン。遅行スパンが価格線を下抜けることを「遅行スパンの逆転」と言い、売りサインでした。

【遅行スパンの好転・逆転】
・遅行スパンの好転・・・遅行スパンが価格線を下から上にクロスすること。買いサインのひとつ。
・遅行スパンの逆転・・・遅行スパンが価格線を上から下にクロスすること。売りサインのひとつ。
※価格線とはロウソク足のこと。

□よろしい。ついでに三役好転に関して復習しておこう。三役好転とは?

「均衡表の好転」「遅行スパンの好転」「そして価格が雲を上抜ける」この3つ揃って三役好転。

【三役好転とは】
・「均衡表の好転」・・・転換線が基準線を上抜くこと。
・「遅行スパンの好転」・・・遅行スパンが価格線を上抜くこと。
・「三役好転」・・・上記二つに加えて価格が雲を上抜けること。

【三役逆転とは】
・「均衡表の逆転」・・・転換線が基準線を下抜くこと。
・「遅行スパンの逆転」・・・遅行スパンが価格線を下抜くこと。
・「三役逆転」・・・上記二つに加えて価格が雲を下抜けること。

□そのとおり。注意事項、三役好転は一目均衡表分析の中で最大の買いサインと言われるが、買いシグナルとしては遅いサインであることも頭にいれておこう。もちろん、大変重要なシグナルであることは間違いない。三役逆転も同様。

三好転図 

■なるほど。底打ちしてから相当立たないと三役は好転しませんね。

□続いて理解してほしいことはそれぞれの好転の順序。もちろん、相場展開によってこの順序は入れ替わることがあるが、基本的な順番だけはきちんと覚えておいてほしい。

■つまり、底を打って価格が上昇しだすと、まず、均衡表の好転があり、続いて遅行スパンの好転があり、最後に価格が雲を抜けて、三役好転という順番ですね。

□例えば、「均衡表の好転」と「遅行スパンの好転」という二つの買いシグナルのどちらが先に出現するのが基本か、などということはいくらチャートを見ていてもなかなかわからない。似たような場所で出てくるからね。ただ、上記の三役好転図をきちんと頭に入れておけば、基本は「均衡表の好転」→「遅行スパンの逆転」だとわかる。

■ですね。

□この順番を理解しておくことが非常に重要。何故なら、しばしばこの順番は入れ替わるのだけど、入れ替わったということだけで、安定した相場展開とは違うということが読める。

■なるほど。

□順番だけでなく、底打ちしてからどれくらいの時間的経過でそれが起こるのが基本かも頭に入れておくべきだ。

【三役好転の順番】
①均衡表の好転
②遅行スパンの好転・・・均衡表が好転すると数日をおかず遅行スパンが好転するというのが基本的動き。
③価格の雲上抜け(上記①②と併せて三役好転)・・・遅行スパンが好転してからある程度経過して、初めて雲を上抜けるというのが基本的動き。
※三役逆転はこの逆。

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