S&P 500 月例レポート

11月の市場は常勝街道をさらにひた走ることとなりました。11月は9カ月連続で上昇(2.80%)し、8週連続の上昇で取引を終えました。165銘柄が下落する一方、332銘柄が上昇し、幅広い上昇となりました。20日間のうち12日間は上昇、5日間は終値ベースの史上最高値を更新しました。S&P500の構成銘柄のうち、35銘柄が10%以上上昇(平均で14.26%上昇)し、11銘柄が10%以上下落(平均で12.85%下落)しました。年初来では448銘柄が上昇し、51銘柄が下落しています。11月は10セクター中8セクターが上昇しました。比較的低成長で高配当の公益事業と電気通信サービスのセクターが2.35%と2.65%、それぞれ下落しました。政府の新医療保険制度は滑り出し不調だったものの、ヘルスケアセクターは4.49%上昇と、全セクター中、最高のパフォーマンスを上げました。市場は現在のリスク水準を低いとみているため、リスクを受け入れる傾向にあり、バリュー株よりもグロース株が重んじられています。ホリデーシーズンが始まるなか、小売り大手のJ.C. Penney (JCP)は反発(35.9%上昇)しましたが、年初来では依然として48.3%のマイナスでした。ホリデーシーズンに入って人出が増えたというMacy’s (M)は15.5%上昇しました。太陽光発電モジュール製造のFirst Solar (FSLR)は10月に25.0%上昇したのに続き、11月は業績見通しの改善から19.0%上昇しました。年初来では93.7%上昇していますが、2009年3月に記録した市場全体の安値からは44.8%下落しています。ビデオゲーム小売りのGameStop (GME)は堅調な売り上げが予想されていたのが下方修正されたことから、12.0%下落したものの、年初来では92.3%上昇しています。自然食料品チェーンのWhole Foods Market (WFM)はコストや売り上げに関する懸念から10.3%下落しました(年初来で22.9%上昇)。注目すべき銘柄は例えば、iPhoneなどで知られる電子機器大手のApple (AAPL)です。11月は6.4%上昇し、年初来ベースでも4.5%のプラスに転じました。International Business Machines (IBM)は月間で0.3%上昇したものの、年初来では依然として下落しています(6.2%のマイナス)。現在指数のなかで3番目に大きい銘柄であるインターネットのGoogle (GOOG)は2.8%上昇し、年初来で49.8%上昇しています。12月は「サンタクロースラリー(クリスマスから新年にかけて株価が上昇する現象)」が起きることで知られており、歴史的に見ても74%の確率で上昇しています。年末のお化粧買いが入る可能性はありますが、利食い売りの意欲は少ないようです。個人投資家がリターンを追うために引き続き市場に戻ってくるため、需要(および価格)を押し上げるという意見が一部見られます。一方、強気筋が多いことやリスク水準は低いと一般的に考えられていることに神経をとがらせる者もいます。株式市場のバブルに関する話題が報じられていますが、アウトライトの売りのシグナルを出している向きは少ないです。さらには、ファンドも売りを進めている様子は見られません。したがって、現時点では年初来の利益がすべて「保留」となっているわけです。自分はツキがある、とあなたは思いますか?あなただったら、ここで勝負に出ますか?

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