世界的株高から戻りを試す動き。但し、上値は重い

(指標)日経平均

 先週の予測では、米財政問題が17日(木)までに合意できるかどうかに左右されるが、合意できれば15日(火)からの臨時国会や企業決算が期待されてしっかりした動きになるとしました。
 結局、16日(水)に上院案の債務上限引き上げと政府機関閉鎖再開が期間限定(来年2月7日と1月15日)で合意されたことでアメリカ株式は上昇し、ナスダックとS&Pは史上最高値を更新しました。しかし、為替は円安進行とならなかったことや、日経平均はすでにアメリカの財政問題への合意をある程度織り込んで17日(木)まで7日連続の上昇となっていたことで、逆に目先材料出尽くしで一服となり、18日(金)は▼24の14561円で引けました。
 日経平均は、アメリカの財政協議が合意できなかった場合のデフォルトを織り込む下げではなく、合意ができる前提に戻りを試していたことで、16日(水)に合意が成立すると、17日(木)は△119の14586円と7日連騰となり、目先材料出尽くしとなって18日(金)は▼24の14561円と8日ぶりに小幅反落となりました。
 今週は、改めて「成長戦略実現国会」と位置づけられた臨時国会のスタートと決算シーズンを迎えて通期の上方修正期待の企業も多く、全体相場の方向性というより業績相場の動きとなりそうです。為替は、当面は大きな円安方向は期待できず、日経平均の上値としては7月19日の14953円が1つ目の上値ポイントとなります。
 週明け21日(月)は、外部環境の良さと業績上方修正期待を元に先物主導で一時△166の14724円まで上昇し、終値は△132の14693円で引けました。

日経平均10-21

(指標)NYダウ

 先週の予測では、17日(木)までに財政問題の合意ができるかどうかが焦点になるとしました。合意されれば戻りが続くことになるが、6週間のみの延期で決着した場合は戻りは弱いとしました。
結局は、16日(水)に上院での与野党案の債務上限引き上げを来年2月7日まで、連邦債務の歳出を1月15日まで認める合意案が下院でも可決されました。これを受けてアメリカ株式は上昇し、ナスダックとS&Pは史上最高値を更新、NYダウは反発するものの目先の景気悪化が懸念され、18日(金)は△28の15399ドルで引けました。
16日(水)の暫定合意で年内は金融市場の不透明感は後退し、今月末のFOMCでもQE3の規模縮小時期見送りは確実で、世界的金融緩和継続期待から上昇基調となりそうです。

NYダウ10-18

(指標)ドル/円

 先週の予測では、米財政問題を巡って政治に左右される相場展開が続くとし、合意できれば100円に向かう動き、合意できなければ96円台を試す動きになるとし、96~100円のレンジを想定しました。
16日(水)に財政協議は上院の暫定案が下院でも可決されたことで、ドルは一時99.01円まで買われました。しかし、アメリカの景況感悪化懸念からFRBによる量的緩和の規模縮小が先送りされるとの観測からドルは97.56円まで売られました。
当面は、アメリカの9月の失業率と日本の9月のインフレ率を見極める展開となります。目先は、財政問題の不透明感とQE3の規模縮小が先送りされることで、ドルは積極的に買われる状況ではなく、円安方向は限定的となりそうです。97~99円台のボックス相場となる可能性。

為替ドル円10-18

1 2

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事

 
 

[PR] クレジットカード比較ランキング

んかぶピックアップ
ネット証券口座比較 ネット証券口座比較
証券口座選びを完全サポート
総合ランキング1位はこちら!
FX比較ランキング FX比較ランキング
みんためスタッフが独自調査で
おすすめのFX会社を紹介!
クレジットカード比較 クレジットカード比較
おすすめのクレジットカードを
ピックアップしてご紹介!
【株式投資初心者ガイド】 ネット証券会社選びお役立ち情報!
投資家に役立つ情報が満載
【株式投資初心者ガイド】
みんかぶマガジン> 全ての記事> 市場解説・相場展望> 世界的株高から戻りを試す動き。但し、上値は重い