今週は重要イベント多く、神経質な展開続く可能性

(指標)日経平均

 先週は、22日(木)に13238円のザラ場安値をつけたあと、23日(金)に△295の13660円の大幅反発となったことで三角保ち合いの下限に達しての反発であるため、今度は三角保ち合いの中で上限を目指す動きを想定しました。当面は13300~14000円のボックスの中で13300円に接近すれば買い、14000円台で利食いという投資となるとしました。
 しかし、アメリカの金融政策を巡るイベントを控えて海外資金の流入も少なく売買に盛り上がりを欠いていたところにシリア空爆報道が出て、金融・自動車など主力株が大幅下落となり、28日(水)は一時▼354の13188円と約2ヶ月ぶりの13200円割れとなり、終値は▼203の13338円となりました。29日(木)は△121の13459円と反発するものの、週末30日(金)は▼70の13388円で引けました。
 今週は、週末9月6日(金)にアメリカの雇用統計や7日(土)のオリンピック開催地決定を控えて神経質な展開が想定されます。目先のシリア攻撃も局地的で短期のものであればある程度織り込んでおり、材料出尽くしとなる可能性があります。この場合は、下値は13000~13300円が抵抗ゾーンであり、この水準では買っていくところです。シリア攻撃は中旬以降に先延ばしされましたが、長期化すればもう一段下も想定しておくことが必要です。
 週明け9月2日(月)は、シリア攻撃が先送りとなったことで目先の不安が後退し、為替が円安に振れたこともあり、買い戻し優先となって△184の13572円で引けました。出来高・売買代金とも減少し、薄商いの中を先物主導による上昇ですが、8月23日の13774円を終値で超えると短期の買転換出現となって14000円水準までの上昇が期待できます。ただし、市場ボリュームが増加しない限り、指数だけの上下動の可能性が高いので、基本的に様子見といえます。 

(指標)NYダウ

 先週は、目先の下値抵抗ライン14758ドルに接近していったん反発となっているものの、出来高が薄い中での反発ですので、神経質な展開が続くとしました。29日(木)の4~6月期GDPが予想を上回ればドル買い・株高を想定しました。
しかし、週前半はシリア空爆懸念から地政学的リスクで株式が下落し、27日(火)は▼170の14776ドルの大幅下落となりました。週後半は4~6月期のGDP2.5%への上方修正を受けて反発するものの、30日(金)は連休を控えたポジション調整売りで▼30の14810ドルで引けました。28日(水)にはザラ場で14760ドルまで下げて下値抵抗ラインを試す動きとなっています。
今週は、週末の8月雇用統計の発表を控え、17~18日のFOMC前の量的緩和策の縮小時期を決める最後の重要指標として位置づけられているため、思惑が交錯しそうです。シリア空爆が限定的であれば一時的な下げとなりますが、14758ドルを終値で切ると14500ドル台までの下げの可能性があります。

(指標)ドル/円

 先週は、住宅関連指標や4~6月期GDPが予想を上回れば9月の量的緩和縮小の思惑が高まり、ドルが買われて1ドル=100円を試す場面もあり、逆に予想を下回れば円安一服となって97円を試すとし、レンジを97~100円としました。
 しかし、アメリカのシリアへの空爆報道から株が下落し、ドルが売られて一時96.82円の円高となり、GDPが△2.5%へ上方修正されたことでドルが98円台まで買い戻されて98.18円で引けました。
 今週は、週末6日(金)に米量的緩和策の縮小時期を決める材料としての8月雇用統計や、9日(土)のオリンピック開催地決定を控えて方向性に乏しい展開が想定され、97~99円が想定レンジ。シリアへの空爆があれば一時的にドル売りで96円台も考えられます。

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