三角保ち合いの下放れからボックス相場へ

(指標)日経平均

 先週の予測では、5月23日の15942円を高値、6月13日の12415円を安値とする三角保ち合いの形が出来上がり、8月1日に14005円で買転換が出現したことで14000~14500円のもみあい(煮詰まり)のあと、悪材料が出なければ上放れとなる可能性としました。
 しかし、アメリカで2人の地区連銀総裁が量的緩和策の縮小は9月の可能性を言及したことで、金融緩和の方向性が不透明となって円高が進行し、日経平均は前週比▼850の13615円となりました。ただし、大きく下げるほどの悪材料ではありませんでしたが、7日(水)は週末9日(金)のSQに絡んで薄商いの中を先物主導で▼576の13824円の急落となりました。そして8日(木)も▼219の13605円となって柴田罫線では売転換出現となり、想定とは逆に三角保ち合いの下放れの形となりました。
 今週は、日本もお盆休みに入りますます市場参加者が減少し材料難で方向性を欠く中、先物主導での展開となりそうです。材料が少ないために円の動きを材料として日経平均が動いており、為替に注目となります。目先の下値は13300円、その下は13000円水準(柴田罫線では13245円)となります。上値を試すためには、まず早い段階で8月SQ値13640円をクリアーできれば14000円となります。
 週明け12日(月)は、薄商いのなか寄前のGDPが予想を下回ったことで▼185の13430円まで下げるものの、前引け後に急速に先物主導で買い戻しが入り13658円まで上昇しました。しかし、後場には再び売られて▼95の13519円で引けました。

(指標)NYダウ

 先週の予測では、注目すべきイベントを終えて材料に乏しいものの楽観的見方が多く、新しい悪材料が出ない限り高値圏でのもみあいかじり高を想定しました。
しかし、地区連銀総裁が量的緩和策の縮小は9月の可能性を言及したことで金融緩和の方向性が不透明となり、株価は軟調となって7週間ぶりの週足で陰線となり、週末9日(金)は▼72の15425ドルで引けました。
FRBの量的緩和縮小が9月の可能性が高まれば、景気回復ベースの鈍化への警戒感から軟調な動きが続くことが想定されます。量的緩和縮小の早期実施がくすぶる中、今週は8月の景気指数や経済指標の発表が相次ぐため注目となります。ここで注意しなければならないのは、7月18日からの15500ドル台でのもみあいの中で、31日に15634ドルをつけて15499ドルで引け、8月2日に15658ドルをつけて2山を形成し、7日に15470ドルとなって15499ドルを切ったことで日足でのダブル天井の形となっています。柴田罫線では週足に近い形ですので、何も出ていませんが、注意していなければなりません。ただし、8月2日の15658ドルを突破すれば問題ありません。

(指標)ドル/円

 先週の予測では、8月7日~8日の日銀の金融政策決定会合で何らかの追加緩和策が出なければ円高基調となり、98~100円のレンジを想定しました。
結局は、急激な円高進行となりました。それは、日銀の金融政策決定会合が現状維持のままの上に、アメリカの金融政策の方向が不透明となって株が売られ、ドルも売られて10年債利回りが低下し、円は一時95円台の円高となりました。
現状のドル・円は日経平均に連動しており、薄商いの中日経平均が下がると円高進行となり、さらに日経平均が下がるという動きが先物主導でなされています。夏休みモードに入っており、もう少し円高基調が続く可能性があります。
チャートをみてみると、今年2月25日の90.90円をドルの安値の基点とし、5月22日の103.7円を高値の基点とする三角保ち合い(A)を形成しており、ザラ場では94円台までの円高の可能性があります。円安にブレでも当面は99円水準までとなります。今週は94~98円を想定。

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