S&P 500 月例レポート

S&P500は2013年の前半の始まり同様、後半も上昇して始まりました。7月の4.95%の上昇は、1月の5.04%の上昇以来最大で、2012年7月の1.26%の上昇を大幅に上回るものでした。10セクターのうち9セクターが力強く上昇しました。その9セクター中、リターンが最も低かったのが3.88%上昇した生活必需品でした。唯一下落したセクターは電気通信サービスで0.74%下落しました。セクターのウエートの86%を占めるAT&T (T)とVerizon (VZ)はそれぞれ0.4%と1.7%下落しました。一方、新しい医療保険法の施行と資金繰りの議論が続くなか、ヘルスケアは引き続きアウトパフォームし、月間で7.09%上昇し、年初来ベースでは27.50%(全セクター中、最高のパフォーマンス)上昇しました。資金源がどこであろうと、医療サービスは継続せざるを得ない、というのが投資家の見解です。医療保険のUnitedHealth Group (UNH)は11.3%上昇し、ヘルスケア製品のJohnson & Johnson (JNJ)は8.9%上昇しました。業績改善の継続に伴い銀行株は上昇し、過去最高になると予想されているS&P500の第2四半期の決算も銀行株の上昇なしでは達成されないでしょう。Bank of America (BAC)は13.5%上昇し、JPMorgan (JPM)は5.6%上昇しました。金利が上昇し、債券価格が下落するなか、銀行の債券へのエクスポージャーへの懸念が強まりつつあります。上昇は幅広く、431銘柄が上昇し(平均で6.98%上昇)、69銘柄が下落(平均で4.63%下落)しました。全銘柄のおよそ5分の1が10%以上変化しました。90銘柄が10%以上上昇(平均で14.15%)する一方、6銘柄が10%以上下落しました(平均で18.98%)。年初来ベースのデータも見事なものでした。10セクター全てが十分なプラス領域にあり、指数は18.20%上昇しています。年初来ベースで450銘柄が上昇、1980年以来の年間記録は2003年の458銘柄です。これまで悲観ムードがあったわけではありませんが、市場全般の地合いが改善しています。投資家は成長が急激で不安定であるよりも、緩やかで安定しているほうが安心感を抱くようです。ニューマネーが引き続き市場に戻りつつありますが、大きなリスク懸念が残るなか、そのペースは緩やかです。今のところ、貸借対照表、損益表、株価すべてが良好です。ところが、市場関係者のほとんどが依然として将来に不安を抱いており、米国政府が救ってくれるだろうとは思っていません。

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