第38回、一目均衡表その9、「一目均衡表最大の売買シグナル、均衡表の好転・逆転とは?後編、均衡表の好転・逆転の本質!」

□で、転換線と基準線が同値ということは次のことを意味する。「転換線と基準線のクロス点」とは同値になっている場所のことだ。

 
【転換線と基準線のクロス点と価格の関係からわかること】
・価格がクロス点より上にあれば、短期勢力も中期勢力も買いの方が優勢。
・価格がクロス点上にあれば、短期勢力も中期勢力も売りと買いが均衡している。
・価格がクロス点より下にあれば、短期勢力も中期勢力も売りの方が優勢。

 

■なるほど。クロス点を上抜くか下抜くかで、短期・中期の買い方・売り方の勢力図が一挙に変わってしまうわけですね。

□そういうこと。そのポイントが均衡表の好転・逆転の位置に当たるということが、均衡表の好転・逆転の本質なのだよ。

 
【均衡表の好転・逆転の重要性】
・短期・中期の買い方・売り方の勢力図が一挙に変わるポイントが「均衡表の好転・逆転」の位置(=基準線と転換線がクロスする場所)である。
 

■なるほどぉ。だから大事なんですね。

□ということで、均衡表の好転・逆転の条件である「基準線と転換線が重なる」状態がどんなときにおこるのかを徹底分析してみよう。

■わかりました。どんどん深くなっていきますね。

□教科書に「均衡表の好転は買い」と書いてありましたから好転で買いました、とか、「均衡表の逆転は売り」と書いてありましたから売りましたでは小学生と変わらない。一目均衡表の使い手になりたいなら、均衡表の好転・逆転とはどんなとき、どう起こるのかを分析して理解する。そしてその中で買ってもいい好転、売ってもいい逆転と、そうでないケースをしっかりと見極める

■なるほど、奥が深い。

□正しい均衡表の好転・逆転は上記図の②のケース。9日間の高値と安値が26日間の高値と安値の内側に現れるケース。まずはそこから確認してみよう。

□下図は均衡表の好転の基本形。

下降していた相場が9日以上前に底を打ち、上げに転じてくる。そして26日間の下げ幅の半値以上上がったところで転換線と基準線が重なる瞬間が現れる。これがいわゆる均衡表の好転。

■なるほど。

□この形をブーメラン型と呼ぶ。下図はそれを実際のチャートで示したもの。

図

□26日間の高安(※最高値と最安値のこと)と9日間の高安を見比べてみれば基準線と転換線が同値になる理由がよくわかる。

■直近9日間の高安が直近26日間の高安の間に入り、丁度両者の中心値が同じになったところが均衡表の好転ですね。

□正解。理解できたようだね。続いて均衡表の逆転の基本形。

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