第35回、一目均衡表その6、「基準線を極める!」

2、計算式から何がわかるか? 

□さて、ムサシ君、この計算式から何がわかる?

■はい。基準線は過去26日間の値動きの中心値を出して、それをつないだ線ということです。

□そういうこと。

【計算式からわかること】
基準線は過去26日間の値動きの中心値を出し、それをつないだ線。

□初代一目山人氏は毎日、色々な銘柄の9日間・26日間・52日間・76日間などの半値をノートに表にして書き記していたそうだ。

■表に?

□そう。それが「一目均衡『表』」というネーミングの由来。

■そうなんですね。何故「一目均衡チャート」ではないのかと不思議でした。
 

3、基準線は何を表わす線か? 

□それでは基準線は何を表わす線か?前回の転換線を思い出して答えてご覧。

■えーと、まず、中期の相場水準、中期のトレンドの方向性、中期トレンドの均衡点でしたっけ?

□そういうこと。中期の相場水準を表わし、中期のトレンドの方向性を示し、中期のトレンドの均衡点を示す、それが基準線。

【基準線の意味】
中期の相場水準、中期トレンドの方向、そして中期勢力の均衡点を表わす。

□ひとつひとつ確認するぞ。まず、「基準線が中期(26日間)の相場水準を示す」というところから。ところでムサシ君、相場水準とはなんだったっけ?

■一定期間の相場変動の中心となる価格のことです。つまり基準線の場合は26日間の中心値。その間の最高値と最安値の中央に位置する価格です。

□だね。一般に相場水準と言えば、ある時期の相場の標準となる価格帯のこと。ひょっとしたらそれを基準線が代表して示しているのかもしれない。

■すごいぞ。基準線。

□そして基準線が中期(26日間)の中心値をつないだ線だとすると、基準線の向きがまさに中期トレンドの方向性を示すこともわかる。

■そりゃそうですね。上昇トレンドなら中心値もどんどん上昇するでしょうし、下降トレンドなら中心値もどんどん下がるでしょうからね。

□そういうこと。そして、下の図を見てご覧、価格がもし基準線上にあるとしたら、それは中期の買い勢力と売り勢力の均衡がとれていることを示す。つまり基準線こそが中期の買い勢力と売り勢力の均衡点を示す線だということ。なお、図はクリックすると拡大するので拡大して見るといい。

図
※チャートは【公式】一目均衡表チャートhttp://ichimoku-chart.com/

■なるほど。つまり上記図で言うと、基準線のところに価格が来ればそれがちょうど半値戻しのところになりますね。

□そう。26日間の最高値を付けたところから、26日間の最安値を付けたところまで下降トレンドがまず、あり、そこから戻しが発生して、半値戻しに当たるのが基準線のところ。それより下だったら半値も戻していないのだから、当然売り優勢、それより上だったら半値以上戻しているわけだから基調転換、買い優勢とよくわかる。

■ですね。

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