第34回、一目均衡表その5、「転換線を極める!」

6、下降トレンドの戻しの限界ポイント 

□下降トレンドではその逆。まずこの図を見てもらおう。

図

下降トレンドが続くと、価格と4本の線の位置関係はこのようになる。まず、価格のすぐ上に転換線が来る。そしその上に基準線がきて、先行スパン1、先行スパン2という並び。価格が転換線に頭を押えられて下降しながら、戻しが基準線のところで大きな抵抗になっていることがよくわかる。

■この線の位置関係を頭によくインプットしておきます。

□よろしい。では下図を眺めながら戻しの限界に関して確認しよう。

■はい。

図

①非常に弱い下降相場。
下降トレンドが非常に弱く非常に安定しているときは、転換線のところを戻しの限界(=抵抗線)として価格が下降していく。

②弱い下降相場。
下降トレンドが弱いときは、戻しが入ったとしても基準線のところを戻しの限界(=抵抗線)として下降する。

③まずまず弱い下降相場
下降トレンドの戻しが先行スパン1を戻しの限界(=抵抗線)として下降した場合は、まだそれなりに弱い相場である。

④ぎりぎりの下降相場
下降トレンドの戻しが先行スパン2を戻しの限界(=抵抗線)として上昇した場合は、下降相場がぎりぎり維持されたという状態である。

①(転換線までの戻し)は短期トレンド、中期トレンド、長期トレンドともに売り方優勢を続けている状態。売り方にとって微塵も不安はない。

②(基準線までの戻し)は、短期トレンドが一時的に買い方優勢になったが、中期トレンドも長期トレンドも売り方が優勢をキープしているので、これまたなんら心配ないという状態。通常下降トレンドの戻しはここが多い。

③(先行スパン1までの戻し)は、短期トレンドに加え中期トレンドまでが一時的に買い方優勢になった状態。ただし、長期トレンドがまだまだ売り方優勢で安定しているので、不安になりすぎるのはよくない。長期下降トレンドの中での大きな戻しはここが多い。

④(先行スパン2までの戻し)は短期トレンド・中期トレンドが買い方優勢になり、長期トレンドまで売り方優勢が崩れかけた。それを最後のぎりぎりのところで踏ん張った状態がこのケース。下降トレンドが続くための最後の分岐点で、ここを突破されると、もはやそれまで続いていた下降トレンドは完全に終わったと判断しなければいけなかった。

□さあ、これらは全て大事だが、上昇トレンドの逆なので理解しやすいと思う。

■よくわかりました。

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