【OX(分析)】 今年の倒産を予測する – 2013年 –

〔ポジティブ!?要因〕
(1)銀行の出資比率5%ルールの緩和
金融庁は、銀行による事業会社への出資比率を5%までに制限する「5%ルール」に例外措置を設け、地域活性化につながる中小企業の経営再建などに限り、15%まで認める銀行法案などの法案を提出する見込みである。

銀行傘下の投資専門子会社を通す場合は、出資比率を40%まで企業再生支援機構などが再建計画作りに関わるなど、再生見込みの高い企業については出資比率を100%まで認める。

そういえば、2012年の後半は多数の銀行系の企業再生ファンド、事業再生ファンド、投資事業有限責任組合が設立された。
この法案を見込んでの動きだろう。

ただし、銀行も倒産リスクの高い企業への出資比率をデットエクイティスワップ(債務の株式化)で高めるようなことはしない。

今回の緩和措置は、銀行にとって有益(再生する見込みが高い、事業価値が高い、資産が豊富)な企業のみが恩恵を受けるため、倒産件数の減少にはつながらないだろう。

(2)株価の上昇
2013年1月28日、日経平均株価は一時、約2年9カ月ぶりに1万1000円台を回復した。

株価の上昇自体は、喜ばしいことである。

しかし、「新製品が爆発的に売れた」とか「新しいビジネスモデルの誕生」とかでなく、円安による為替差益が収益に寄与しただけである。

つまり、本質は何も変わっていない。

また、昨今の上場企業の倒産件数は、日経平均株価【大納会終値】と比例しているため、“株価の上昇≒倒産件数の増加”となる可能性が高い。

『上場倒産件数と日経平均株価【大納会終値】の推移』
<上場倒産件数> <日経平均株価【大納会終値】)>
2003年 19        10,677
2004年 11        11,489
2005年 8        16,111
2006年 2        17,226
2007年 6        15,308
2008年 33          8,860
2009年 20        10,546
2010年 10        10,228
2012年 4          8,455
2013年 6        10,395

≪上場企業の倒産件数と大納会終値のグラフ≫

http://www.ox-standard.co.jp/pdf2/130128/130116_stockkensuu.pdf

≪上場企業の倒産件数と大納会終値の関係グラフ)≫

http://www.ox-standard.co.jp/pdf2/130128/130116_relation.pdf

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