2013年1月4日時点での主要市場見通し

2013年1月4日時点での主要市場見通し

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基本シナリオと見通し数値について

【予想よりやや早く実現しつつある強気相場への流れ】

前号(「花の一里塚」2012年12月号)に引き続き、2013年は、概ね世界的な株高、日米独などの長期金利の上昇、外貨高・円安といった基調を予想している。この基本線に全く変更はない。

そう予想する背景要因も、前号と同じだ。あえて前号の記述を、下記にそのまま繰り返そう。
「この背景には、①世界的な行き過ぎた悲観論の後退、②2012年から2013年にかけての世界の経済・金融情勢の改善、の2点を見込んでいる。まず2013年前半までに①が生じて世界市場に明るさが生じると考えるが、この時期は悲観から楽観への投資家の全体観の揺り戻しとなり、市場動向に比較的大きく変化が生じよう(2012年の米国株は、既にそうした明るい変化を先取りしていた部分もあろう)。続いての②の部分は主として2013年後半のテーマになろうが、世界経済や金融情勢の実態の改善は緩やかであり、2013年後半の世界市場の明るい動きも前半に比べるとやや限定的なものとなりうる。」

2012年12月の市場動向については、後述のレビューで振り返るが、予想以上に早く強く①の動きが生じたと言えるだろう。皮相的な見方をする向きは、国内株価の上昇や円安は、いわゆる「アベノミクス」による日本のデフレ脱却期待・大幅な追加緩和期待によるものだ、と主張しているが、日本以外の国々の株価上昇や、米国やドイツの国債利回り上昇(それと同時進行している南欧諸国国債の利回り低下)は、「アベノミクス」では説明できない。世界を流れる大きな潮流は、①のような、世界経済の実態がまあまあであるにもかかわらず、「世界経済は地獄に落ちる」「ユーロは崩壊する」等のいたずらな悲観論にひきずられた市場が、適正な水準へと回帰しつつある動きと考えるべきだろう。

こうした2013年の展望について、前12月号では、2012年に生じたことを踏まえ、その延長線上に2013年を捉えて解説した。そうした論点は前月号をご参照いただくとして、今号の「花の一里塚」では、新たな潮流や構造変化に重点を置いて解説する。

なお、具体的な相場見通しの数値については、前月号では、2013年の予想レンジ下限について、2012年12月内には世界的な株高や円安・外貨高がまだ大きくは進まない可能性を踏まえ、慎重に見込んでいた。しかし既にそうした明るい動きが力強く立ち上がり始めたため、2013年の予想レンジ下限を引き上げることとした。なお、予想レンジ上限については、全く変更はない。

2013年6月末までの予想レンジ(メインシナリオ)について、前月号(2012年12月号)との具体的な変更点は下記の通り。
日経平均株価(円) 9000~12000 ⇒ 10000~12000
10年国債利回り(%) 0.70~1.2 ⇒ 0.75~1.2
米ドル(円) 80~95 ⇒ 83~95
ユーロ(円) 100~120 ⇒ 107~120
豪ドル(円) 80~105 ⇒ 85~105
(下線太字部は修正個所)

2013年12月末までの予想レンジ(メインシナリオ)について、前月号(2012年12月号)との具体的な変更点は下記の通り。
日経平均株価(円) 9500~13000 ⇒ 10500~13000
10年国債利回り(%) 0.90~1.7 で変更なし
米ドル(円) 83~100 ⇒ 85~100
ユーロ(円) 105~125 ⇒ 110~125
豪ドル(円) 85~120 ⇒ 90~120
(下線太字部は修正個所)

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