週間相場展望(2012.12.25~)~年末に向けて動意に乏しい展開を予想~

 先週の国内株式市場は、米国の債務問題と円相場が手掛かり材料となり、一気に1万円の大台を回復した。TOPIX(東証株価指数)も4月4日以来の高値水準まで上昇した他、19日には東証一部の売買高が40億株超、売買代金も2兆円強と、それぞれ約1年9ヶ月ぶりの高水準に膨らんだ。
 
 このような結果、先週の日経平均株価はその前の週に比べて202.50円(2.10%)高と6週連続で上昇した。週間の平均売買高は同54.1%増の35億3,460万株、平均売買代金は同44.5%増の1兆8,714億円。
 
 今週(12月24日~12月28日)は、世界的にも年内の最終売買週ということもあり、やや方向感に乏しい展開になると思われる。
 
 まず、国内に関しては週初が祝日で休場となるため、取引日数は4営業日しかない。このような中、特段の注目イベントは見当たらないものの、週の後半には注目経済指標が発表されるため、この結果に注目が集まると思われる。特に、27日(木)には11月の自動車生産/輸出台数が発表されるが、足元ではやや落込みの気配が広がっている自動車業界だけに、その結果次第では関連銘柄などへの影響も懸念されそうだ。
 
 さらに、大納会の28日(金)には雇用関連統計や消費者物価などに加え、11月の鉱工業生産が発表される。前回は前月比で1.6%増と4ヶ月ぶりにプラスになったものの、今回は再度小幅のマイナスになるのではないかというのがコンセンサスとなっている。円高修正が始まったのが11月後半であったため、足元の円安の効果はまだ表れていないと推察されるが、欧州景気の落ち込み並びに日中関係の悪化などが引き続き影響を及ぼしているようだと、投資マインドの後退につながる可能性も想定できそうだ。
 
 ただ、国内要因は限定的であると思われ、やはり注目したいのが海外、特に米国の動向ではないだろうか。欧米では、週初より主要市場はクリスマスで休場となる市場が多いため、必然的に市場参加者の減少から様子見ムードが広がることが予想されよう。さらに、我が国同様、取引日数が少ない上、注目イベントも見当たらないため、経済指標の結果が海外市場を左右すると思われる。
 
 米国では、週半ば以降、週末にかけて10月S&Pケース・シラー住宅価格指数、11月新築住宅販売件数及びNAR中古住宅販売仮契約指数などの住宅関連指標の発表が相次ぐ。米国では、住宅関連指標は引き続き好調を持続しているが、今回もその流れが確認できるのかどうかがポイントであり、住宅市場の回復が強まるようだとマーケットにとってもポジティブに反応すると思われる。なお、住宅関連以外では12月のコンファレンスボード消費者信頼感指数、12月シカゴ購買部協会景気指数など小粒ではあるが、注目の指標が発表されるため、注目したいところである。
 

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事

 
 

[PR] クレジットカード比較ランキング

んかぶピックアップ
ネット証券口座比較 ネット証券口座比較
証券口座選びを完全サポート
総合ランキング1位はこちら!
FX比較ランキング FX比較ランキング
みんためスタッフが独自調査で
おすすめのFX会社を紹介!
クレジットカード比較 クレジットカード比較
おすすめのクレジットカードを
ピックアップしてご紹介!
【株式投資初心者ガイド】 ネット証券会社選びお役立ち情報!
投資家に役立つ情報が満載
【株式投資初心者ガイド】
みんかぶマガジン> 全ての記事> 市場解説・相場展望> 週間相場展望(2012.12.25~)~年末に向けて動意に乏しい展開を予想~