19~20日の日銀の金融政策決定会合の結果次第で利益確定売りも

(指標)日経平均

 先週は、FOMCやメジャーSQ、衆議院選挙など大きなイベントを控え、様子見という状況で9500円水準でのもみあいを想定しました。しかし、12日(水)はNY株高と円安傾向を受けて△56の9581円、13日(木)はFOMCの追加の金融緩和で材料出尽くしとなり、為替が一気に円安進行となってドルが83円台、又ユーロも109円台の円安となったことで、これを受けて主力の輸出関連株中心に買われ△161の9742円となりました。週末14日(金)は、12月SQ値は9720円となりましたが、終値では9737円となってSQ値を上回って引けました。
 今週は、19~20日の日銀の金融政策決定会合の結果で円の動向がどうなるのかにかかります。結果が期待はずれでいったん利益確定売りとなっても、新政権による強力な金融緩和への期待が引き続き相場を下支えしそうです。チャートでは9900円水準までフシらしいフシがありませんので、9500~9900円のレンジを想定。
 17日(月)は、衆議院選挙の結果は自民党の圧勝で、これを背景に為替がドル・円で一時84円台、ユーロ・円では110円台の円安となったことで主力の輸出関連株が買われ、△158の9895円で寄り付くと9903円まで上昇しました。しかし、買い一巡後は9880円を挟んだもみあいが続きましたが、午後2時以降上げ幅を縮小し△91の9828円で引けました。自民党の勝利をいったん織り込んだ形ですので、あとは19~20日の日銀の金融政策決定会合待ちとなります。それまでは様子見からのもみあいが続き、結果次第では円安基調が続けば1万円を目指す動きとなり、材料出尽くしとなって円高修正が一服すれば利益確定売りから9500円水準までの調整が想定されます。

(指標)NYダウ

 先週は、終値ベースで12月7日の13155ドルまで上昇し、昨年の10月4日の10404ドルからの上昇トレンドラインに上値をぴったりと押さえられる形となりました。13200ドルからは強力な上値抵抗ゾーンになるとしました。11日(火)は、独の景況感指数が大幅改善し、翌日のFOMCへの期待から△78の13248ドルとなり、12日(水)はFOMCの追加の金融緩和を受けて一時13329ドルまで上昇するものの材料出尽くしとなって▼2の13245ドルとなりました。その後は「財政の崖」問題への不透明感から13日(木)は▼74の13170ドル、週末14日(金)は▼35の13135ドルと3日続落となりました。
  今週は、来年初に実質増税と歳出削減が重なる「財政の崖」問題を巡ってクリスマス休暇を前に与野党の交渉が行われますが、焦点の富裕層への増税などで進展は乏しいとみられています。発表が相次ぐ住宅関連指数は改善が期待されるところから12900~13200ドル台でのもみあいを想定。

(指標)ドル/円

 先週は、11~12日のFOMCで追加の金融緩和が決定されると日米金利差の拡大から一時的にドル売り・円買いとなることを前提に81.5~83円のレンジを想定しました。12日(水)のFOMCでは追加の金融緩和が発表されたものの、予想通りとの見方で材料出尽くしとなり、むしろ自民党政権下が日銀が金融緩和を続けることが大きく期待され、為替は1ドル=83円台の円安進行となりました。週末14日(金)は一時83.96円と84円に接近しましたが、引けは83.44円でした。
 今週は、19~20日の日銀の金融政策決定会合で追加の金融緩和が決定されると新政権の円高是正策の実現性も高まり、円売り・ドル買いが強まる可能性があります。追加緩和が伸びれば、いったん円高へ振れる可能性もあります。3月15日の84.17円を突破すると85円を目指す動きへ。82.5~84.5円のレンジを想定。

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