相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

(1883)前田道路

 四季報秋号によると、単体受注は緊急工事ないが東北関連が順調、2000億円(前期比0.4%減)は慎重。豊富な手持ち工事消化が順調で稼働率向上。ただ原油価格が前半にやや軟化も、後半高値懸念あり営業減益。
 11月15日(木)に衆議院総選挙が12月4日公示、12月16日投票と決まったことで、新政権の可能性が高い自民党の経済政策に期待して、公共投資の建設、道路関連に資金が流入。11月16日(金)の「一言メッセージ」では、相場が一変したのでカラ売りは中止とアドバイスしました。
 11月5日の時点では、チャートの形からはよほどの好材料が出ないと3月14日の1077円を突破するのは難しいとして、1077円を上回ると損切り前提で、990~1030円でカラ売りし900~930円で買い戻し、もしくは、買いの場合は900円水準を待つとしました。
 ところが、野田首相の突然の解散宣言、これを受けて安倍自民党総裁は大規模の金融緩和や経済政策を打ち出したことで、期待を先取りして建設関連が上昇となっています。更に12月2日に山梨・中央自動車道の笹子トンネルの天井板が崩壊し死者9人の大事故となりました。日本の道路、橋、トンネルなどほとんど老朽化しており、全国的な公共道路、橋、トンネルなどの見直しに新政権は巨額の公共投資を実施することになります。不幸な出来事ですが、投資家からみると内需拡大に寄与することになります。
結果的に11月15日の1095円で上放れする形となっています。このまま上昇すればいったん見送りとなります。理想的には1050円以下で買いたいところです。

(1815)鉄建建設

 四季報秋号によると、鉄道、道路、マンション建設に強い。受注は鉄道出足鈍いが後半巻き返す。一般工事好調で1360億円(前期比19・7%増)狙う。手持ち工事少ないが下期大型案件を計上。不採算案件もなくなり労務費の高止まりをこなす。営業増益。
 チャートの下値の下げ方を中長期でみると、2006年11月22日の130円から①→②→③と徐々に下げ角度を緩やかにして2010年10月18日の66円で底打ちとなり、緩やかに下値を切り上げる上昇トレンド(A)へ移行しています。この中で、2011年3月11日の大震災後に復興関連銘柄として3月23日の156円まで上昇するものの、その後は9月26日に77円まで下げて変形の三角保ち合い(B)となっていましたが、今年の11月13日に92円をつけて反発し、11月27日に108円で買転換が出現しました。押し目買いの形といえます。7月23日(月)の終値101円の時点で、全体相場が悪化すれば投げが出て90円水準まで下がれば買いチャンスとし、110~120円を利食いとしていました。投げが出て一気に下がるという形にはならず、じりじりと下げて11月13日に92円をつけ、ここから反発となって買転換出現となりました。
 目先は、7月3日の124円水準までの可能性が高いので、このまま上昇すれば見送りとなって上昇後の押し目を待つことになります。

(1801)大成建設

 12月3日の四季報速報によると、単体受注は海外の為替目減り等で1兆200億円(前期比5.3%減)に後退。土木は開発順調で建築の労務費上昇吸収。有証評価損で負の税効果ない。利益は改善。
 中長期のトレンドをみると、2007年2月26日の481円を高値に大きな調整が続きました。下値の下げ方をみると、2007年5月21日の391円の安値から①→②→③→④と徐々に下げ角度を緩やかにして、2009年11月27日の139円で底打ちとなりました。そしてここから緩やかに(A) →(B)→(C)と上昇角度を徐々に大きくなる形となっています。今年になって、5月15日の182円を安値に急角度の上昇トレンド(C)になっているところは注目するところです。特に、自民党政権の経済政策に期待して建設株が買われ、12月3日には一時昨年の3月14日の236円を1円上回る237円まであり、押し目となっています。中期的に保有すれば、来年は期待できる銘柄だといえます。

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