9500円水準でのもみあいか、さらに一段高かはNYダウ次第

(指標)日経平均

 先週の予測では、さらに円安推移となれば日経平均も9500円水準を試す可能性があり、そうでなければ利益確定売りからいったん調整したあとに9500円を目指すとしました。
 結果的には、11月26日(月)に9487円まで上昇後は利益確定売り優先となり、28日(水)にはNYダウ安と為替の円高への振れで利益確定売りから▼114の9308円の大幅下落となりました。しかし、すぐに反発して29日(木)は△92の9400円、週末の30日(金)は一時9492円と9500円にあと少しのところへ接近しましたが△45の9446円で引けました。チャートでは、6月4日の8238円からの上昇トレンド(B)の上値斜線で押さえられた形となっています。
 今週は、9500円を巡る攻防が想定されます。為替の円安基調が続きNYダウも上昇すれば、9600~9700円を目指す可能性がありますが、そうでなければ9500円近辺で一喜一憂の動きが想定されます。下値は9300円を想定、ここを切ると9150円水準。3日(月)は、前場は一時先物主導で9525円と4月25日以来の9500円台のせとなりましたが、その後は手がかり材料に欠け、上げ幅を縮小して△12の9458円で引けました。

(指標)NYダウ

 先週の予測では、前週末の11月23日(金)に13009ドルと13000ドルを回復しましたが、チャートでは大きなフシ目のところに到達し、13000ドル台を維持できるかどうかに注目としました。
 週明けのNYダウは、「財政の崖」問題やギリシャ支援への様子見から26日(月)は▼42の12967ドル、27日(火)は▼89の12878ドルと2日続落しました。28日(水)は一時12765ドルまで下げたあと、オバマ大統領の「財政の崖」問題の解決をクリスマスまでに合意するとの発言で△106の12985ドルと急反発し、29日(木)には、7~9月期GDPが上方修正されたこともあり△36の13021ドルと13000ドルを回復し、短期の買転換出現となって引けました。このまま上昇しても13100ドルからは上値は重たくなるところです。
 先週は、28日(水)に12765ドルまで下げたものの週の終値では13025ドルと2週間連続の陽線となり、上げ幅は前週比△15ドルと上値は重い形となっています。今週も先週に引き続いて「財政の崖」問題に対する要人の発言に一喜一憂となる可能性が高いといえます。この上下動を増幅するのに各種の経済指標(週末は11月雇用統計)や中国のPMIなどがあります。目先は、上値は13100ドル台、下値は12800ドル台となります。引線の終値で12850ドル水準を切ると再び売転換へ戻ることになります。

(指標)ドル/円

 先週も、繰り返される安倍自民党総裁の金融緩和発言を受けて円安基調があり、貿易収支の悪化から円安傾向の継続の見方多く、81.5~83円のレンジを想定していました。
 先週は、アメリカで「財政の崖」問題への懸念からNYダウが26日(月)、27日(火)と下落し株安・ドル安となったことで、28日(水)には一時81.09円までの円高となりましたが、「財政の崖」問題への楽観的見通しが出ると一転、株高・ドル高となって再び円安へと動き、週末の30日(金)は82.45円で引けました。
 安倍自民党総裁の繰り返される金融緩和発言で目先は円安の基調が続くものの、それは選挙後の緩和を織り込んでの動きであり、円相場を動かす材料としては円安が進む余地は限られています。しかし、アメリカ経済の回復期待が高まればドル買い・円売りとなって一段の円安のはずみがつきます。今週は、アメリカの経済指標に注目となります。81.5~83円のレンジを想定。

1 2

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事

 
 

[PR] クレジットカード比較ランキング

んかぶピックアップ
ネット証券口座比較 ネット証券口座比較
証券口座選びを完全サポート
総合ランキング1位はこちら!
FX比較ランキング FX比較ランキング
みんためスタッフが独自調査で
おすすめのFX会社を紹介!
クレジットカード比較 クレジットカード比較
おすすめのクレジットカードを
ピックアップしてご紹介!
【株式投資初心者ガイド】 ネット証券会社選びお役立ち情報!
投資家に役立つ情報が満載
【株式投資初心者ガイド】
みんかぶマガジン> 全ての記事> 市場解説・相場展望> 9500円水準でのもみあいか、さらに一段高かはNYダウ次第