2013年の経済と市場展望、高まる日本株大復活の可能性(文章編)

(4)今何が起こっているのか・・・需要創造、貯蓄から消費は美徳、への軌道修正が喫緊に

現在の世界情勢は1930年代の世界大恐慌時との類似性が多い。しかし決定的な相違点は、大恐慌時の経験を踏まえた、政策の進歩である。政策が世界経済を破局的悪化から救い、持続成長軌道へ戻しつつあると言える。

以下、現世界経済の大枠の特徴をあげる(①、②は大恐慌時と類似している)。
① 世界的生産性上昇(技術革新とグローバル化による)で人・金の余剰急増、一部設備も中国で過剰に
② バブル崩壊後の金融危機ぼっ発により過度のリスク回避トラウマ発生へ
③ シャドーバンキング全盛、金融政策の転換へ
④ 国家資本主義の台頭と市場経済の脅威
⑤ シェールガス革命、原発事故、太陽光バブルの破たんなど、エネルギー資源価格変化

それに対する正しい政策対応は
① 需要創造へ、消費は美徳not貯蓄への軌道修正
→金融緩和、財政出動、規制緩和と新ライフスタイルの創造=贅沢の促進、サービス価格インフレの促進、新エネルギーなどの政策的需要創造、
② 飢餓輸出ではなく、自国の需要に責任を負う政策、fair competition、
③ 創造的金融政策、金融市場の機能不全を回避し、資本配分を維持、

各国は政策の知恵を競争し合っている。知恵のある国の経済と市場が優位な地位を確保する。1930年代、いち早く清算主義を脱し需要政策にシフトしたのは日本の高橋リフレ(金本位制の放棄・管理通貨制度の導入、通貨安誘導、日銀による国債引き受け)であり、日本経済と株式はケインズ経済学誕生の前の「ケインズ政策」と言われる高橋リフレ政策により最も早く回復した。米国ではフーバー大統領の清算主義からルーズベルト大統領の需要政策への転換が遅れ、大恐慌の被害が世界で最悪となった。

今1930年代に政策転換が遅れた米国が逆に政策転換の先頭を走り、政策転換が最も早かった日本では、最も政策転換が遅れている。戦前の高橋リフレを彷彿とさせる安倍自民党総裁によるリフレ政策提言が、実現されるかどうか、決定的局面である。

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