ETF - エコな投資のファンクラブ 第19回 日経平均だけではない~日本株ETFのいろいろ

先週(10月29日~11月2日)の動き

<国際金融市場>
 日本株は、反発。日本銀行が10月30日の金融政策決定会合で追加金融緩和を決定した直後は、利益確定売りに押されました。しかし、その後は、円安の進行や米景気指標が予想を上回ったことなどが好感されて反発しました。日銀は、資産買い入れ基金の規模を80兆円程度から11兆円増加して91兆円程度に拡大しました。増額の内訳は、長期国債と短期国債が5兆円ずつ、ETF5,000億円を含むリスク資産が約1兆円です。
 外国株は、おおむね上昇。米国株は、ハリケーンの影響で週初29日と30日に取引を停止した後、上下に振れる展開となりましたが、結局、S&P500は小幅高、ダウは小幅安で終わりました。景気指標は予想を上回るものが多く、相場をサポートしました。11月1日に発表された米10月ISM製造業景況指数は51.7で予想の51.0を上回りました。2日に発表された米10月非農業部門雇用者数は前月比17.1万人増で予想の12.5万人増を上回りました。中国株は、1日に発表された10月の製造業購買担当者指数(PMI)が50.2と50を超えたことを好感して上昇しました。
 東証REIT指数は4週続伸。市場の上昇モメンタムは強く、東証REIT指数は先週と先々週の10営業日中9営業日に前日比プラスとなりました。米国債は、2週続伸(利回りは、低下)。米国10年国債利回りは、先々週末10月26日の1.745%から11月2日の1.715%に低下しました。金や原油など商品価格は全般に下落しました。

<国内ETF市場>
 このような相場環境下、国内ETF市場で値上がり率トップ*となったのは、東証マザーズ市場の主要15銘柄に投資する「マザーズ・コア上場投信」(1563)で12.82%上昇しました。しかし、このETFの場合、NAV(基準価額)の上昇率は5.65%でしたが、価格のNAVに対するディスカウント(価格<NAVの場合の両者の乖離率)が先々週末の9.30%から先週末の3.14%に縮小したので、価格の上昇はNAVに比べて著しく大きくなりました。
 このほか、上昇率が3%を超えたのは日本の不動産株、新興国債券、中国H株(香港上場の中国株)、タイ株に投資するETFです。日本の不動産株に投資するETFの1633と1650は、それぞれ5.81%と3.23%上昇しました。また、新興国債券ETF(1566)は4.86%、中国H株ETF(1548)は4.83%、タイ株ETF(1559)は3.04%それぞれ上昇しました。
 一方、米国株が上昇する中、S&P500の予想変動率を表わすVIX指数の先物指数を連動対象とするETFが値下がり率上位に並びました。値下がり率トップとなったのは「国際のETF VIX短期先物指数」(1552)で10.69%下落しました。このETFは先々週17.60%上昇して値上がり率トップでしたが、先週は一転して値下がり率トップとなりました。同じくVIX指数の先物指数を連動対象とする2030、1561、2029も大きく値を下げ、それぞれ、10.02%、4.94%、4.52%下落しました。

* 先週末11月2日金曜日と先々週末10月26日金曜日に取引のなかった銘柄は除きます。以下、同じ。

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