ETF - エコな投資のファンクラブ 第15回

先週(10月1日~10月5日)の動き

<国際金融市場>
 株式市場は、全般に上昇しました。米国株は、堅調な景気指標に支えられて3週ぶりの上昇。1日発表された9月の米ISM製造業景況指数は51.5と予想の49.7を上回りました。5日に発表された9月の米非農業部門雇用者数は11.4万人と予想の11.5万人をわずかながら下回りました。しかし、9月の失業率は7.8%と2009年1月以来の水準にまで低下したほか、8月の非農業部門雇用者数は9.6万人から14.2万人に上方修正されました。2日にオーストラリアで予想外の利下げが実施されたことや4日のスペイン国債入札が順調だったことも相場をサポートしました。中国本土市場は国慶節のため、先週1週間休場でした。
 日本株は、わずかながら3週続落。週初1日に発表された日銀短観などの国内外経済指標が景気減速を示したことなどから株価は下落しましたが、その後為替が円安に動いたことなどから株価は反発しました。結局、TOPIXは前週末比0.04%の小幅安でした。1日発表の日銀短観(9月調査)で、大企業製造業の業況判断指数(DI)はマイナス3と前回6月調査のマイナス1から3四半期ぶりに悪化しました。5日に終了した日銀金融政策決定会合で追加金融緩和の決定はありませんでしたが、相場に対する影響は限定的でした。
 金は、小幅上昇。銀、プラチナ、パラジウムも上昇。原油は下落し、銅は上昇。とうもろこし、大豆、小麦は売られました。また、米国債は3週間ぶりの上昇となりました。

<国内ETF市場>
 このような相場環境下、国内ETF市場で値上がり率トップ*となったのは「ETFS とうもろこし上場投資信託」(1696)で7.07%上昇しました。上述の通り、とうもろこしは先週売られましたが、それにも拘わらずこのETFが大きく上昇したのは、主に次の2つの理由によります。
 第一に、国内市場が影響を受けるのは前日のシカゴ先物市場です。シカゴ市場のとうもろこし先物は、9月28日金曜日には大きく上昇し、10月5日金曜日には下落しました。この結果、シカゴ市場のとうもろこし先物(12月限)は、国内市場に影響を与える木曜日基準の騰落率(10月4日木曜日の9月27日木曜日に対する騰落率)では5.69%のプラスであったのに対して、金曜日基準(10月5日金曜日の9月28日金曜日に対する騰落率)では1.09%のマイナスでした。
 第二に、このETFの場合、先々週末9月28日の株価(市場価格)は184円とNAV(基準価額)の195円を大きく下回っていました。このような理由から、先週のシカゴ市場でとうもろこし先物は下落しましたが、それにも拘わらず、国内市場のとうもろこし連動型ETFは上昇したわけです。
 また、貴金属連動型ETFも全般に強く、プラチナの1682が5%台、パラジウムの1543とプラチナの1541が4%台、金の1672が3%台の上昇となりました。このほか、3%を超える上昇銘柄を挙げると、インド株連動型ETF(1678)が5%台、JASDAQ株連動型ETF(1551)が4%台、穀物連動型ETF(2026)が3%台の上昇でした。
 一方、「ETFS エネルギー商品指数(DJ-UBSCI)上場投資信託」(1685)が3.28%下落して値下がり率トップとなったほか、VIX中期先物指数連動型ETF(1561)と日本株の小売セクターETF(1630)が3%台の下落となりました。

* 先週末10月5日金曜日と先々週末9月28日金曜日に取引のなかった銘柄は除きます。以下、同じ。

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