2012年10月1日時点での主要市場見通し

シナリオの背景

・市場の悲観論は、依然として行き過ぎている。行き過ぎを示すデータは、あちこちの市場に多くあるが、たとえば米国長期金利の水準は、企業の景況感からはるかに下方にかい離しており、過去と比べてもリーマンショック直後の位置を下抜けている(図1)。製造業の企業景況感が冴えないことは、米国景気の実態も脆弱であることを示しているが、それ以上の米景気に対する悲観論や、欧州財政懸念を背景としたユーロ圏から米国への資金シフトにより、長期金利の動きは実態以上に行き過ぎていると言える。

・下がり過ぎた米長期金利が、米国の「そこそこ」の景気実態に沿う形で上方に修正されれば、米ドルの対円相場も上方に修正が入るだろう。

(図1)

(図2)

・日本株についての価値尺度(PER、PBR)も、リーマンショック直後(図2の丸印)並みであり、足元の日本経済や企業収益に不安が強いとは言え、売られ過ぎた株価水準であると解釈できる。

・こうしたなか、日米ユーロ圏の中央銀行は、9月の金融政策を決する会合で、それぞれ予想以上に踏み出した。ECBはスペイン国債の買い入れ計画について、概要を決定・公表し、米連銀はQE3(量的緩和第三弾)を打ち出し、日銀は追加の量的緩和を発表した。こうした踏み出しを受けて、世界市場は一時明るい方向へと動いた(特にユーロの上昇と、スペイン・イタリア国債の利回り低下が大きい)(図3)。

(図3)

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