第21回 ストキャスその2、『ファーストストキャスとスローストキャスとは?』

3.ファースト・ストキャスとスロー・ストキャス

さて、ストキャスティクスにはオリジナルストキャスティクス(またはファースト・ストキャスティクスとも呼ぶ)と、スロー・ストキャスティクスとある。

■ついに来ましたね。ファースト・ストキャス。

□ファーストキスじゃないぞ。

■わかってますよ。

□良かった。
さてここで新たにSlow%Dという指標が出て来る。スロー%D(以下S%D)は%Dの3日平均と思えばいい。

【公式】
S%D = %DのZ日平均 
※ Zは通常3が使われる。

■なるほど。こちらは確かに3日平均だ。

□スローという言葉がストキャスでは色々なところで出てくるが、スローとはゆっくりとかなめらかという意味。

Slow = ゆっくり、のろのろ、遅い。

ファースト・ストキャスとはストキャスの分析を%Kと%Dでするもの。これが今まで勉強してきたオリジナルなストキャスティクス。それに対し、スロー・ストキャスとはストキャスの分析を%DとS%Dでするもの。

【ファースト・ストキャスとスロー・ストキャスの違い】
■ ファースト・ストキャス・・・%Kと%Dで分析
■ スロー・ストキャス・・・・・%DとS%Dで分析

□先ほど検証したようにオリジナルのストキャスはシグナルが出るのが早すぎる。そして騙しも多い。そこでシグナルの出を遅らせ、シグナルが出る回数も減らし、騙しを減らそうという目的で作られたのがスロー・ストキャス。これにより信頼度がぐっと上がった。

だから今はスローの方がより使われる。単にストキャスと呼んで、スロー・ストキャスを使っている場合もあるので、よく確認するように。

【スロー・ストキャスを使う意味】
・ オリジナルのストキャスはシグナルが出るのが早すぎるので遅くして調節。
・ オリジナルのストキャスはシグナルが出るのが多く、その結果騙しも多いので、シグナルが出る回数を減らして騙しを減らす。

スロー・ストキャスでは、80%以上で%DとS%Dがデッドクロスしたら売りサイン、20%以下で%DとS%Dがゴールデンクロスしたら買いサイン。
※デッドクロスとは動きの速い%DがS%Dを上から下へクロスすること。ゴールデンクロスとは動きの速い%DがS%Dを下から上へクロスすること。

□比較してご覧。二つあるストキャスのうち、上がスロー・ストキャス、下がファーストストキャス。それぞれの二線のゴールデンクロスとデッドクロスを黄色丸と青丸で示してみた。

■確かにシグナルの出が減ってますね。またシグナルの出が遅くなっているのもわかります。少なくなって遅くなってる分、確かにファーストよりましという感じはしますが・・・。しかし、ぴたっと当てはまるときもあるにはありますが、まだまだ使える気がしませんね。まだまだ騙しが圧倒的に多い。

□だね。ということで、ほとんどの利用者はここら辺でストキャスは使い物にならないと言って諦めてしまう。

■でしょうね。

□だが、声を大きくして言いたい。ここら辺であきらめてしまってはどんなテクニカル分析も使えない。ちなみにボリンジャーバンドで有名なボリンジャー氏は、ストキャスの大フアンで、ストキャスをボリンジャーバンドと併用しているそうだ。ボリンジャー氏に言わせると「ストキャスはスイス軍の軍用ナイフのように使える」ということだ。

■ボリンジャーさんにそう言われるとすごく使えるような気がしてきましたね。スイス軍の軍用ナイフって知らないですけど。(笑)

□ということで、あせるな。まだまだ途中段階、ゆっくりとストキャスを極めよう。

■それが本当のスロー・ストキャスですね。

□上手い。そゆこと。

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