調整後は、上値を試す可能性高い

(指標)日経平均

 先週の予測では、FOMCのQE3実施表明を受けてさらに上昇余地が広がり、8月20日の高値9222円を突破して、まずは9350円を試す展開を想定されるが、それには日銀の追加の金融緩和などで円高圧力が和らぐことが条件になるとしました。
 19日(水)は、日銀の追加の金融緩和を受けて為替が1ヶ月ぶりに一時ドルで79円台、ユーロで103円台の円安となり、日経平均は9288円まで上昇しました。しかし、日銀の追加緩和は不足との見方で逆に円高基調となり、中国経済の悪化、反日行動を嫌気して20日(木)は▼145の9086円と反落し、週末21日(金)は△23の9110円で引けました。
 今週は、大きなイベントも終わり手掛かり材料に欠けることから、一進一退の動きが想定されます。日銀の金融緩和も円安が続かず、すぐに円高に振れたことで上値を追えない状態になっています。目先の下値メドは9000円(200日移動平均線:21日時点で9014円)で、ここを切ると8800円水準までの可能性があります。中間配当の権利付最終日である25日を過ぎてからSQ値の9076円を上回っているかどうかが10月相場に向けてのポイントとなります。24日(月)は、為替が円高へ振れているため売り先行で始まるもののアジア株が底堅く推移したため下げは限定的で、▼40の9069円で引けました。

(指標)NYダウ

 先週の予測では、FOMCのQE3実施表明を受けて高値圏のもみあいを上放れしたので、基本的には上昇相場が続く可能性が高いが、短期的には過熱感が強いのでスピード調整の場面があるかもしれないとしました。
 QE3発表後の相場の急伸の翌週ということもあり、利食い売り優勢となりました。1週間では0.1%の下落とほぼ横ばいで終わりました。
 今週も引き続いてもみあいが続きそうですが、余剰マネーが株式市場に流れ込むとの期待は続いており、新たな材料を探す状況といえます。今週は住宅関連指標の発表が多く、好調であれば株式相場の押し上げ要因となりそうです。但し、目先はそれほど上昇余地はなく、一服欲しいところです。

(指標)ドル/円

 先週の予測では、基本的にはQE3の実施でドルが売られやすい(円高)状況となるが、日銀の追加の金融緩和があれば79.5円を目指す可能性があるとしました。日銀は19日(水)の金融政策決定会合で追加の金融緩和を発表し、その直後は79.22円までの円安となるものの長続きしませんでした。欧米に比べて追加緩和策が不足とする見方が増え、すぐに円高へ振れて週末21日(金)は78.13円で引けました。
 結局、日米欧の金融緩和からリスクマネーに向かった流れはひとまず一巡し、安全通貨とされてきた円が売られる展開も一巡したといえます。今週は、アメリカ市場で住宅関連指標が発表されますが、回復の鈍さを示すものとなれば、ドル売り・円高となる可能性があります。77.5~79円を想定。

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