当面は、上値を目指す展開が続く可能性高い

(指標)日経平均

 先週は、6日(木)のECB理事会の無制限国債買い入れを受けて反発。7日(金)の8月雇用統計が大幅に予想を下回ったことを受け、13日(木)のFOMCでQE3がどうなるのかを注目するとことであり、様子をみるところとしました。戻る場合は、8月20日の高値9222円が上値ポイントとしています。
 週初めは、2日連続安となりましたが、12日(水)は、FOMCを前に追加金融緩和期待でNYダウが上昇し、これを受けて円高にもかかわらずメジャーSQの思惑もあり、先物主導で薄商いの中を△152の8959円と大幅上昇となりました。12日(水)はドイツ憲法裁判所の欧州安定メカニズム(ESM)の合憲判決、13日(木)はFRBによるQE3の実施で、週末14日(金)は△164の9159円で引けました。
 今週は、先週に目先の上値ポイントとした8月20日の高値9222円に接近しましたので、QE3実施を受けてさらに上昇余地が広がり、まずは9350円、さらに9500円を試す展開が想定されます。但し、それには日銀の緩和や為替介入などで円高圧力が和らぐのが条件となります。19日(水)の日本航空の再上場も堅調であれば相場にプラスになります。連休明けの18日(火)は、アメリカのQE3を受けての日銀の追加金融緩和への期待と反日デモの長期化懸念という強弱材料からもみあいとなって、▼35の9123円で引けました。 

(指標)NYダウ

 先週は、8月雇用統計が大幅に予想を下回ったことで13日(木)のFOMCでのQE3への期待が高まっているものの、ここで最後のカードを切るとは考えにくく、先延ばしを想定し、高値圏でのもみあいを想定しました。しかし、12日(水)にドイツ憲法裁判所でESMが合憲とされ、13日(木)のFOMCでは、予想された米国債の購入は含まれなかったものの「期限を決めずに住宅ローン担保証券を買い入れる」ことが一歩踏み込んだものと評価され、天井圏を上放れる形となりました。週末14日(金)も引き続きQE3を好感し、13653ドルまであって、△53の13593ドルで引けました。4年9ヶ月ぶりの高値となりました。
 NYダウは高値圏でもみあったあと、FOMCのQE3実施表明を受けて大きく上放れしたので、基本的には上昇相場が続く可能性が高いといえます。但し、短期的には過熱感が強いので、スピード調整の場面があるかもしれません。今週は19日(水)の8月住宅着工件数に注目となります。週明けの17日(月)は、9月のNY連銀製造業指数が2009年4月以来の低水準になったことを嫌気し▼40の13553ドルと反落しました。

(指標)ドル/円

 先週は、8月雇用統計が大幅に予想を下回ったことで13日(木)のFOMCでのQE3への期待が高まり、ドルが売られて円が買われやすい状況になるとし、チャートでは8月1日の77.91円を上回る円高となれば77円台半ばまでの円高を想定しました。追加の金融緩和期待からドルが売られ、12日(水)までは77円台後半の動きでしたが、13日(木)にFOMCでQE3の実施が発表されると、77.13円と2月9日以来の円高となり、引け値は77.49円となりました。しかし、14日(金)は政府・日銀による円売り介入への警戒感から78円台まで戻しました。
 チャートを引き直してみると、短期では、ドルは6月25日の80.616円からの下降トレンド(A)となっています。この中で、8月20日の79.66円の戻り高値からの下落となり、13日(木)はFOMCでのQE3の実施声明を受けて、下降トレンド(A)の下値斜線にあたる77.13円まで下落しました。しかし、ここで政府・日銀の介入警戒感もあってドルが買い戻され、14日(金)は78.38円で引けました。基本的にはFRBがQE3の導入を決めたことでドルが売られやすい状況となりますが、日銀の18~19日の金融政策決定会合次第となります。金融緩和を見送ると再び77円を目指す形となり、何らかの追加緩和を決めれば79.5円を目指す可能性があります。週明けの為替市場では、日中関係の悪化や日銀の追加緩和の観測から一時78.93円まで円売りが進行しました。

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