外食不振の中、好調継続する焼肉店

相変わらず、中食、外食の月次は厳しい状況が続いています。8月は表面上若干持ち直してはいますが、去年の水準が低かったという要因が主で、実態は低迷状態が継続しています。外食大手を見てもどこもいいところがないというのも、かなり珍しい状況ではないかと思われます。
相対的には落ち込みが小さい王将フードサービス(9936)が8月は0.4%増とプラスになりましたが、これも去年の8月の月次が6.4%減と落ち込み幅が大きかった反動で、去年の9月にはマイナス幅が1.7%まで縮小していますので、今年の9月はそれほど期待できないことがわかります。
それほど外食の状況は悪いのですが、焼肉だけは別です。なぜかというと、去年、セシウム牛問題や食中毒問題で落ち込んだ反動があるためです。それもあって、2週間前に紹介した物語コーポレーション(3097)の8月の月次がかなり好調です。
同社の8月の焼肉業態の既存店は19.3%増で、他の業態を合わせた全社の既存店も11.1%増と二ケタのプラスです。今上期の同社業績の会社計画は15.4%増収、11.9%営業減益となっています。営業減益となっているのは、新規出店を上期に大量に行う予定のためです。しかし、7-8月の累計の全社売上高は23.6%増と計画を大きく上回っていますので、増額修正も十分期待できると思います。
同社は焼肉の食べ放題方式が人気で、焼肉店の中でも図抜けて好調なのですが、他の焼肉店も今年は既存店が伸びています。
例えばあみやき亭(2753)も好調で、焼肉店の既存店が7、8月とプラスです。特に8月は前年の落ち込みが17.5%減と大きかったため、今年は18.1%増と物語コーポレーションの焼肉店並みの伸びとなっています。
もっとも、物語コーポレーションの方は去年の落ち込みが5.8%減に過ぎず、今年が19.3%増ですから、2010年比でも12.4%と高水準です。それに対してあみやき亭は2.6%減ですから、この差が物語コーポレーションの食べ放題業態の現時点の強さと言えるかもしれません。
去年の焼肉店の不振はおおむね今年の年明けまで続いていますので、少なくとも向こう半年は焼肉店の既存店の好調が続く可能性はあると考えられます。
物語コーポレーションは業態の好調に加え、前年度の反動があるため、株価も年初来の高値を更新しています。しかし、それでも依然PERは8倍に過ぎませんので、割安感があると言えるでしょう。
一方、あみやき亭の方は、すでに前年度の反動で業績は増益転換していますが、株価の方の反応はいま一つです。本命は物語コーポレーションですが、あみやき亭にもチャンスがあるのではないでしょうか、

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事

 
 

[PR] クレジットカード比較ランキング

んかぶピックアップ
ネット証券口座比較 ネット証券口座比較
証券口座選びを完全サポート
総合ランキング1位はこちら!
FX比較ランキング FX比較ランキング
みんためスタッフが独自調査で
おすすめのFX会社を紹介!
クレジットカード比較 クレジットカード比較
おすすめのクレジットカードを
ピックアップしてご紹介!
【株式投資初心者ガイド】 ネット証券会社選びお役立ち情報!
投資家に役立つ情報が満載
【株式投資初心者ガイド】
みんかぶマガジン> 全ての記事> その他> 外食不振の中、好調継続する焼肉店