ETF - エコな投資のファンクラブ 第11回

先週(9月3日~9月7日)の動き

<国際金融市場>
 世界の株式市場は、欧州中央銀行(ECB)が南欧国債の無制限買入で大筋合意したことや米国の追加金融緩和観測、中国の景気刺激策期待などにより全般に上昇しました。米国株は6日、NYダウが2007年12月以来、S&P500が2008年1月以来の高値を付け、揃ってリーマン・ショック(2008年9月15日)後の高値を更新しました。また、ナスダック総合指数は2000年11月以来の高値を付けました。週末7日に発表された8月の米非農業部門雇用者数は前月比9.6万人の増加で予想の13.0万人を下回りましたが、米国株はリーマン・ショック後の高値を更新した6日の水準から小幅ながらさらに上昇しました。
 一方、中国株(上海総合指数)は9月5日に2009年2月以来の安値を更新した後に反発しました。中国経済が6月と7月の2カ月連続で利下げが実施されたにもかかわらず減速をみせる中、中国株の下落基調が続いており、5月に2,400ポイント台だった上海総合指数は8月後半に2,000ポイント台にまで下落しました。しかし、9月6日に政府機関が地下鉄計画を承認したとのニュースが伝わると、一段の景気刺激策が講じられるとの見方が強まり、中国株は反発しました。結局、上海総合指数は先週3.9%上昇し、およそ2週間ぶりに2,100ポイント台を回復しました。
 こうした中、日経平均株価が0.36%、TOPIXが0.48%上昇するなど、日本株も3週ぶりに反発。米国債は下落(利回りは、上昇)する一方、金などの貴金属は大きく買われました。また、原油価格は小幅下落しました。

<国内ETF市場>
 このような相場環境下、国内ETF*市場では銀など貴金属連動型ETFが大きく上昇する一方、VIXのETFが急落しました。値上がり率トップ**は「ETFS銀上場投信」(1673)、第2位も銀に投資する「純銀上場投信(現物国内保管型)」(1542)で、それぞれ、10.09%と6.50%上昇しました。銀以外の貴金属連動型ETFも、プラチナ(1541、1682)やパラジウム(1543)が4%、金(1683)が3%を超える上昇となりました。また、米国の代表的な株価指数がリーマン・ショック後の高値を更新する中、ナスダック100(1545)、S&P500(1557)、NYダウ(1546)のETFは3%を超える上昇でした。このほか、タイ株(1559)、銅(1693)、日本株の金融(除く銀行)セクター(1632)が3%を超える上昇となりました。
 一方、値下がり率トップは「国際のETF VIX短期先物指数」(1552)、第2位は「iPath VIX短期先物指数連動受益証券発行信託」(2030)で、それぞれ、16.84%と16.47%下落しました。また、VIX中期先物指数(2029)を連動対象とするETFも7.88%と大きく値を下げました。このほか、日本株の電力・ガスセクター(1644、1627)が5%前後、小売セクター(1630)と食品セクター(1617)が3%を超える下落となりました。

* 本レポートで「ETF」というときは、特に断りのない限りETNを含みます。
** 先週末9月7日金曜日と先々週末8月31日金曜日に取引のなかった銘柄は除きます。以下、同じ。

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