9月はイベント多く、予想以上の下ブレも-日経225先物に売転換出現

(指標)日経平均

 先週は、円高修正も一服し、日本の景気基調も下方修正の見通しであることで、調整気味となる可能性があるとしました。一言メッセージでは、日柄調整となるか値幅調整となるのか見極めるところともしましたが、結局週間で230円(2.5%)の下落となり、値幅調整の可能性が高まってきました。円高修正が一服し、中国の景気の減速懸念が広がり、FRB議長の講演を前にポジション調整の売りが出て、週末8月31日(金)は▼143の8839円で引けました。
 今週は、週末に米国の8月雇用統計や欧州での各国トップの相次ぐ会議を控え、方向感を打ち出せず、もみあいとなる可能性があります。但し、日経平均は先週末から下げのスピードが速くなっており、今月末に3月の高値期日の到来となることから下値模索となる場合も考えられるところです。柴田罫線では、日経先物では先週売転換が出現しました。先週末は終値8839円となって、1/2押しの8775円に接近してきました。月末に3月の高値期日が接近することを考えると、2/3押し(8626円)も視野に入ってきます。目先の下値は13週移動平均線8795円、75日移動平均線8764円となります。9月3日(月)は、前場に1/2押し(8775円)とほぼ一致する8773円まで下げたあと、後場に先物主導で一時プラスに転じ8893円まで反発するものの続かず、終値は▼56の8783円となりました。


 

(指標)NYダウ

 先週の予測では、週末の8月31日(金)にバーナンキ議長の講演で、QE3への期待から相場が揺れ動く展開となりそうだとしました。8月21日に5月1日の13338ドルの年初来高値にあと8ドルと迫る13330ドルまで上昇してハネ返されており、高値圏でのもみあいを想定しました。30日(木)には、スペインの国債の格下げの可能性や弱い経済指標を受けて▼106の13000ドルと下落するものの、31日(金)はバーナンキ議長の講演で、これまで以上にQE3の実施の可能性が高まったとして△90の13080ドルと反発して引けました。
 今週は、3日(月)が休場で、週末の7日(金)に8月雇用統計を控え、ヨーロッパでは各国トップのスペイン支援や欧州安定化メカニズムについての詰めの協議が行なわれているため、方向感のない展開が想定されます。柴田罫線からは、引線の終値で12858ドルを切らなければ問題はありません。

(指標)ドル/円

 先週は、国内輸入企業による月末の決済に絡んだドル買い・円売りとバーナンキ議長の講演を前に追加の量的緩和期待からのドル売り・円買いの動きで、78.5~79円のレンジを想定しました。30日(木)までは、想定通り78.5~79円の中でのもみあいとなりましたが、31日(金)はバーナンキ議長の講演内容を受けて量的緩和の実施の可能性がこれまで以上に高まったことで、78.25円の円高で引け、ドルの売転換出現となっています。
 先週末のバーナンキ議長の講演で、追加の金融緩和への期待が高まったことでやや円高にふれました。今週は、欧州債務問題への対応や週末の8月雇用統計を控えて動きにくく、78円台前半での動きとなりそうです。

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