2012年9月3日時点での主要市場見通し

・世界市場にとっての問題は、ギリシャがデフォルトするかどうかではなく、ギリシャがデフォルトすることを前提として、その悪影響が欧州他国の国債相場や銀行の経営などに大きく及ぶかどうか、ということだろう。これについては、EFSF、ESM、IMFといった「三枚看板」の資金が用意されており、ECBも積極的に国債相場の下支えに入ろうとしている。民間銀行に対しては、既に十分な資金繰りが用意されており、スペインの銀行に対する資本注入策も決定されている。
・欧州諸国の狙いは、ギリシャ破綻の悪影響が他に及ばないような防御壁を十分に用意して、どこかでギリシャ財政を掃除することにあるのだろう。今はそうした狙いに沿って、着々と準備が進んでいると考えられる。
・したがって、ギリシャがデフォルトした際にも、世界市場に長期的で深刻な影響は生じないだろう。しかし、ギリシャ財政不安の高まりが、世界市場に短期的な波乱を引き起こすことは十分ありうると考える。

(3)日本政治の不透明感が一段と高まるリスク

・9/8(土)が国会の会期末だが、その前の衆議院解散はない模様だ。
・今後は、9月の民主党代表選、自民党総裁選を経て、10月に解散総選挙を迎えるものと見込まれる。それまでは、次の首相が誰になるのかさえ全く見通しがつかない状況で、総選挙の結果が出るまでは、日本の市場が不透明感に覆われる可能性が高い。
・ただし、ずるずると今のような政権が続くよりは、総選挙で民意が反映された方がましだ、という考え方はできるだろう。一旦政治情勢が仕切り直しになった後は、新たな希望を国内市場が抱くという展開はありうるだろう。

以上、見通しの背景。次ページから、前月号見通しのレビュー。

前回見通し(2012/8/1時点、2012年8~12月見通し)のレビュー

①日経平均株価

・予想レンジ下限の8300円は、概ねよく機能した。今後の国内株価は、9月の波乱を越えて、年末に向け、徐々に予想レンジ上限に向かっての動きを鮮明化していこう。

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