ETF - エコな投資のファンクラブ 第10回

先週(8月27日~8月31日)の動き

<国際金融市場>
 先週の株式市場は、世界的に下落しました。日本株は、欧州の景気減速懸念や軟調な中国株が重石となって、2週連続の下落となりました。週末31日に発表された7月の日本の鉱工業生産指数が前月比-1.2%となり、予想の同+1.7%に反して下落したこともマイナス材料でした。日経平均株価は2.54%下落する一方、TOPIXは3.38%下落しました。
 米国株は欧米の経済指標が弱かったことを受けて下落した後、週末31日にバーナンキFRB議長の講演を受けて追加金融緩和の可能性が高まったとの見方から反発しましたが、週間では2週続落となりました。30日に発表された8月のユーロ圏景況感指数は86.1と2009年8月以来の低水準となり、予想も下回りました。また、30日発表の米新規失業保険申請件数は37.4万件で予想よりも多く、雇用改善があまり進んでいないことを示しました。中国株(上海総合指数)は、2009年2月以来の安値を更新し、3週続落。ブラジル株は、29日に0.5%の利下げが決定されましたが、3週続落。インド株や韓国株も下落しました。
 一方、追加金融緩和の観測が高まったことから、米国債は上昇(利回りは、低下)し、金や原油も上昇しました。大豆は、史上最高値を更新しました。

<国内ETF市場>
 このような相場環境下、国内ETF*市場では大半の銘柄が下落し、上昇したのは少数の銘柄に限られました。その中で値上がり率トップ**の「TOPIXベア上場投信」(1569)は3.88%、同第2位の「NEXT FUNDS 日経平均インバース・インデックス連動型上場投信」(1571)は2.44%上昇しました。前者はTOPIX、後者は日経平均株価の1日の動きに対して逆の値動きを目指すETFです。こうしたインバース型のETFを除くと、日本株全体が大きく下落する中、上昇率は小幅ですが、TOPIX-17シリーズの食品セクターを連動対象とするETF(1617)やマザーズ・コア指数を連動対象とするETF(1563)の上昇が目立ちました。
 一方、値下がり率トップとなったのは「ETFS 天然ガス上場投資信託」(1689)です。先々週末の10円から9円に下落しました。このETFの価格は低位で、1円の値動きで10%前後のパフォーマンスを得ることができるので、かなりの取引量があります。先週も28日は168万口、29日は157万口の取引がありました。売買単位は100口です。
 このほか、TOPIX-17シリーズの鉄鋼・非鉄セクターを連動対象とする「NEXT FUNDS 鉄鋼・非鉄(TOPIX-17)上場投信」(1623)が7.05%、電力・ガスセクターを連動対象とする2つのETF(1627、1644)がそれぞれ5.84%と5.56%下落しました。また、TOPIXと日経平均株価の1日の動きに対して2倍の値動きを目指すETF(1568、1570)がそれぞれ6.68%と5.16%下落しました。それ以外に下落率が5%以上であったのはとうもろこしを連動対象とするETF(1696)で、ちょうど5%下落しました。

* 本レポートで「ETF」というときは、特に断りのない限りETNを含みます。
** 先週末8月31日金曜日と先々週末8月24日金曜日に取引のなかった銘柄は除きます。以下、同じ。

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