アメリカの雇用統計を受け、週前半はしっかりだが

(指標)日経平均

先週は、前週末のECB総裁の発言を受け円高基調が一服して戻りを試す局面だが、アメリカ経済は鈍化傾向を示しており上値は限定的としました。  NYダウはFOMCでの追加の金融緩和がなかったことや、ECB総裁の発言が期待ハズレの内容だったことから4日続落となりましたが、日経平均は為替の円安基調を受けてしっかりした動きで推移し、8月2日(木)までは、8600円台の動きでした。しかし、週末は、前日のNYダウの大幅下落や雇用統計を控えていたことで、▼98の8555円で引けました。
今週は、欧米市場の落ち着きを元に戻りを試しそうですが、主要企業の決算が冴えず、週後半には中国の経済指標の発表があり、悪化すれば影響は避けられないといえます。このまま反発して、7月31日の8732円、確実には25日移動平均線(8月3日時点8753円)を終値で上回れば柴田罫線では短期の買転換出現となって8900円を目指す展開も想定されます。
本日は、欧米株式の反発と円安基調を受けて△171の8726円となって短期の買転換が出現しました。このまま25日移動平均線(6日現在8741円)を上回ることができれば、次は75日移動平均線(6日現在8827円)を試すことになりそうです。逆に、大きく戻れず反落となって8月3日の8513円を終値で切ると再び売転換となって下値模索の可能性が出てきます。

(指標)NYダウ

 先週の7月30日(月)の時点では、上値抵抗ラインを試すところへきており、5月1日の13338ドルを突破できれば新しい展開となるか、12721ドルを切って引けると売転換が出現するとし、FOMC、ECB理事会、雇用統計を注目するところとしました。
 FOMCでは、追加の金融緩和が見送られ、ECB理事会ではドラギ総裁の発言が失望となり、NYダウは4日続落となって8月2日(木)は12778ドルまで下げて、▼92の12878ドルとなりました。しかし、週末の3日(金)の雇用統計は予想を大きく上回る改善となったことで、△217の13096ドルの大幅反発、3ヶ月ぶりの高値で引けました。
 先週は、雇用時計の改善で米景気の先行き不安が後退したものの、欧州債務問題については不透明感が残り、今週は強弱感が対立して13000ドルを挟んだ展開となりそうです。柴田罫線では、売転換が出やすい形が継続しており、8月2日の安値12778ドルを終値で切ってくると確実な売転換出現となります。逆に大きく上に伸びて5月1日の13338ドルを突破できれば、何か新しい好材料が出てくる可能性があり、新しい相場展開になるかもしれません。

(指標)ドル/円

 先週の予測では、FOMC、ECB理事会、雇用統計のイベントがあり、円売りと円買いが交錯して神経質な展開になるとしました。
 引け値ベースでは、78~78.5円の狭いレンジでのもみあいとなりました。このもみあいの中で、ザラ場では、7月23日の77.947円、8月1日の77.91円とダブル底のような形になっていますので、7月27日の78.67円を引け値で上回るドル高円安となれば、79円台を目指すことになります。逆にドルの戻りが弱く、8月1日の77.91円を下に切ると77円を試す動きとなります。
 今週は、ドル買い・円売り基調となる可能性があります。7月の雇用統計が改善され、FRBによる追加の金融緩和が後退したことで、ドルを買う動きが強まることが想定されます。又、ECBによる追加の金融緩和への期待が高まっており、対ユーロでも円安基調となりそうです。78~79円のレンジの中でドルの戻りを試す動き。

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