欧州債務不安が再燃し、円高進行で下値模索も

(指標)日経平均

 先週の予測では、為替が円高基調のままなので、アメリカの決算が良くても戻りは限定的で、再度下値模索になってくるとしました。3連休明けの日本市場は、円高基調や世界の経済の景気減速への懸念から上値重く、25日移動平均線のある8800円水準を終値で超えることができない状況が続きました。特に、トピックスは7月18日(水)には3年ぶりの9日連続安となりました。週末の20日(金)は、▼125の8669円と大幅安で引けました。終値では、1ヶ月ぶりの8700円割れとなります。
 今週は、日米企業の4~6月期の決算が本格化する中、先週末はスペインの国債利回りが上昇し欧州債務問題が再燃して、円高が進行しているのが重荷となりそうです。企業の好決算があっても、売買代金が1兆円を超えない状況では全体の相場の上昇には波及せず、悪材料が出ると下値模索になりやすいといえます。まずは、6月8日の8427円を守れるかどうかをみるところです。23日(月)は、欧州債務問題が再燃しユーロが全面安となって、円はユーロに対して約13年ぶりの円高となり、これを嫌気して輸出関連株が売られ、▼161の8508円となりました。

 

(指標)NYダウ

 先週は、本格化する企業決算とバーナンキ議長の議会証言での金融緩和の方向に左右されるとしました。
 バーナンキ議長の発言から9月のFOMCで追加の金融緩和が実施される期待から相場がサポートされ、IT関連の決算が好調で、NYダウは19日(木)には12977ドルと13000ドルに接近する上昇となりました。しかし、週末の20日(金)は、スペインの国債利回りが上昇し欧州債務問題が再燃したことで、▼120の12822ドルと大幅反落して引けました。
 今週は、引き続きピークとなる決算が焦点となります。その中で、24日のアップルの決算が注目となりますが、サプライズ的な内容でない限り、NYダウの上昇にはつながらないと思われます。GDPなどの経済指標の悪化が鮮明になれば欧州債務問題も再燃してきていますので、上値が重い展開が想定されます。柴田罫線では、目先は7月11日の終値12604ドルを守れるかどうかとなります。

 

(指標)ドル/円

 先週の予測では、バーナンキ議長の議会証言から追加の金融緩和期待が高まり、欧州債務不安から円高基調になるとしました。
 結局、バーナンキ議長の議会証言では、9月のFOMCでのQE3期待が高まり、欧州不安からユーロが売られ、特に週末の20日(金)にはスペインやギリシャの債務問題再燃で、1ユーロ=95.35円と2000年11月以来約11年8ヶ月ぶりのユーロ安となりました。円はドルに対しても円高基調となり、78.51円で引けました。
 今週は、ユーロに下落圧力がかかり、FRBでの追加の金融緩和もくすぶっているので円高基調はあるものの、日本の貿易赤字の拡大で円が売られる要因もあるため、もみあいに入りそうです。チャートをみると、79.5~80円のもみあいの下放れとなっていますので、78~79円でのもみあいが想定されます。

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