第12回Jリート取材レポート

【Jリート全般について】

7.個人投資家にとってJリートの銘柄選択に役立つ経済指標や参考数値の見方等があれば教えてください。(「このような指標を見てJリートの魅力を分かってもらいたい」「この指標の意味するところは、実はこのようなところにあることを分かってもらいたい」など)

オフィスビルの市況については、地域別のオフィス賃料や稼働率、空室率などのデータが仲介業者や各種研究所のホームページに公開されておりますので、市況の動向を把握するうえで参考になると思われます。また、Jリート各社のホームページ上で稼働率の推移やポートフォリオの状況並びに運用状況などについても公開されています。

8.Jリートの普及が伸び悩んでいる(個人投資家のうちJリートの仕組み等を理解している割合は3年続けて30%程度にとどまっているとの調査結果があります)要因は何だと思いますか?

Jリートが誕生して10年余りと歴史的に浅く認知度が低いことが大きな要因と思われます。
現在の金融商品において、Jリートの魅力である分配金の安定性と高い投資収益性が広く浸透すれば、より一層の普及が可能と考えています。なお、Jリートを組入れた投資信託の販売額は比較的堅調に推移しており、間接的に投資されている個人投資家の方々も多いと思われます。

9.Jリートの普及を図るためには、どの業界の協力が不可欠ですか?また、その理由(例:証券、銀行、ネット証券、マスコミなど)

ARES(不動産証券化協会)や東証が中心となって定期的に開催している個人投資家セミナーの地域を広げるとともに、回数を増やすことにより、個人投資家の方々と直接触れ合える機会を多く持つことが不可欠と思われます。

10.不動産証券化全体の市場規模が22兆円といわれる中、現在のJリートの時価総額合計は3.5兆円程度ですが、今後のJリート市場の見通しはいかがですか?(運用資産規模、社数、認知度など)

中長期的な観点から、Jリート市場の拡大余地は大きいものと思われます。今後、新規に上場を予定している投資法人も数社あると聞いており、景気が安定化し、不動産市況が底入れとなれば、Jリート各社は分配金水準の安定、向上を図るために新規物件の取得を活発化させるとともに、資金調達においても公募増資を活用したマーケットからの調達も増加すると考えています。

【不動産業界について】

11.Jリート(不動産投資信託)ではなく、不動産投資(投資物件、マイホームなど)の魅力とリスクについて教えてください。併せてJリートである場合にその魅力とリスクはどう変化するか、教えてください。

現物不動産への投資には多額の投資資金を要し、投資物件を分散してリスクを軽減することが難しいことや資金が必要な時にすぐに換金できるかどうかわからないといったデメリットがあります。一方、Jリートは、比較的少ない金額から投資が可能で、分散投資のメリットも享受できます。また、個々の投資家の投資目的にあった銘柄を選別いただくことができます。

12.今後の不動産市況の見通しについて

欧州財政問題などの懸念要因は残るものの、今後の景気回復局面において、不動産市況も緩やかに持ち直すものと思われます。
とくに、東京都心部のオフィス賃貸市場は、今年前半までは新規オフィスビルの大量供給により空室率の上昇局面ではありますが、その後は次第に低下するとともに、賃料水準の減額も縮小の傾向に向かうものと思われます。

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