【連載最終回】招集通知はこう読もう!

招集通知はこう読もう!-資生堂を例に取って-

 5月からスタートした連載も最終回を迎えました。2011年6月総会シーズンがいよいよ始まりました。早いところは6月10日過ぎから総会が始まりますが、本年も6/29が総会開催集中日で6月総会会社の40%強がその日に総会を開催すると思われます。過去の株主総会集中日の推移は下表のとおりで、ピークは平成10年に95%を超えました。それ以後減少していますがそれでも半数近い会社が同じ日にまたほとんど同時刻(午前10時の開催が多い)に株主総会を開催しています。

定時株主総会集中率推移グラフ(3月期決算会社)(東証HPより転載)
図1

 一方、株主総会招集通知は従来は法定の総会前2週間に株主宛に送付する気魚が圧倒的でしたが、機関投資家を中心とする早期発送依頼の呼びかけに企業が応えた結果、総会前3週間に株主あてに発送する企業が最も多くなってきました。議案を十分検討する時間が確保されることはとても大切な事です。
 ところで、皆さんは招集通知をじっくり読んだことがありますか?招集通知は、株主総会開催日の2週間前までに議決権行使書とともに株主宛に発送されてくる書類です。株主総会に出席する方でも、招集通知は開催日と開催場所を確認するだけという方も多いかもしれません。
ですが、この招集通知には、株主が事前に読んでおくべき重要なことがすべて書かれています。株主総会の開催日や開催場所はもちろんのこと、会社が1年間どのような事業を行い成果をあげてきたのかという事業報告や、株主総会当日の報告事項、株主に賛否を問い会社組織の重要事項を決める議案などにも触れています。
 もっとも、招集通知は会社法という法律で記載内容が定められている書類であり、その内容も多岐にわたるため、どこから読めばいいのか分からないかもしれません。また難しい言葉で書かれているため、読む気が起きない方も多いでしょう。これについては、エーザイ(4523)をはじめとして図や写真をふんだんに取り入れたスタイルを採用する会社も少しずつ出てきましたが、まだ少なく、ほとんどは無味乾燥な書類であることは否めません。株主の皆さんがほとんど目を通さないというのはもっともです。
ただ、株主の皆さんには、株主総会の場で的確な議決権行使をして株主としての意見を
表明し、会社経営に反映させるためにも、招集通知にはぜひ目を通していただきたいと
考えます。
そこで最終回の今回は、記載されている情報が豊富な 資生堂(4911)の2010年6月第110回定時株主総会の招集通知関連の書類をサンプルとして招集通知はこう読もう!のポイントを説明していきます。

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