

前園がFXを勉強し始めた際に、はじめに疑問に思ったことは「FXをするときに、何に注目して取引の判断をしたらいいんだろう?」ということだった。
トレーダーなど専門の方や周囲の一般投資家の方に話を聞いたところ判断の仕方は人それぞれだったが、共通して注目している指標があった。
それは毎月第1金曜日に発表される『米雇用統計指標』だ。世界中の何千万というトレーダーがこの指標に注目しているという。
それを知った矢先、前園に「みんなの外為(以下、みんため)」公開記念イベント『雇用統計NIGHT』への出演依頼が舞い込んだ。
「個人投資家や専門家たちのイベントは、ちょっと緊張するけど。初心者ですけどって言って、できることをやってみるよ!」と快諾した前園。
その日から、指標発表時のタイミングを狙ったトレード練習をデモトレードで行うなど準備を開始。
イベント直前では、前日からチャートを確認しつつ、当日ドル円ロングのポジションを持ちイベント会場に向かった。

会場に到着した前園が見たのは、約100人の個人投資家たちで満員の会場。
高野やすのり氏(FXプライムチーフストラテジスト)のセミナーや、高野氏と佐藤ゆかり氏(前衆議院議員)の対談では、ギリシャ問題の解説やこういった大きな問題が発生した場合の判断方法といった時事的な話題を中心に、イベントが進行した。また、これから発表される指標の数値の意味合いなどの解説がなされ、投資家たちは真剣な眼差しで両氏を見つめていた。
こうした中、いよいよ指標発表15分前、前園が舞台に呼ばれた。
思わず小さくガッツポーズの前園。
そして、いよいよ発表のときが訪れ、カウントダウンが始まった。

通常なら盛り上がるはずのカウントダウン。しかし、本イベントは不思議と静まっていく。
個人投資家の方々が、一斉に会場モニターや、PC、携帯電話に、目を向け始めたのだ。その場で取引準備に入る方も多い。

発表直後、増加した雇用者数が予想より大幅に多いことに反応し、円安方向に大きくチャートが振れる。
「29万人!29万人!?」
「数字、数字をもう一度見せてください。失業率は!?9.9%!高いですねー。」
雇用者数が、予想を10万人も上回る結果に、会場でも驚きの声があちこちであがる。
その途端、するするとローソク足が下に伸び出した。この後の解説の合い間にも円高は進む。
実はこの間に前園のポジションの損益が、利益から損失に変わっていた。
「ドルが・・・。ドルが・・・。」
「今年は大事なワールドカップもありますし、南アフリカといえばランドとかも気になります。
どうなるんでしょうか。これからもチャレンジがんばります!」
最後は笑顔でイベントを締め括った前園。
しかし、この後控え室では、「イベント中に取引できればな~!あ~。せめて指値だよね。」といいつつ、若干の損切りをしてこの日を終えた。
指標発表時の反応の大きさ、早さをいろんな意味で体感した夜となった。

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過去記事:投資経験“ゼロ”の前園がFXにチャレンジ!3ヶ月後に前園が目指すものとは




