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【注目業界・企業特集】不況下の増収増益企業:(1)ユニ・チャーム ペットケア(2059)

この不況下においても増収増益企業の特集第1弾!
知る人ぞ知る増収増益の企業はここ

 講師  竹川 隆司 (たけかわたかし) 竹川 隆司
野村證券にて機関投資家営業(ロンドン)、支店営業等に従事。2008年よりフィルモア・アドバイザリーに参画、リサーチ業務、及び営業・事業開発を担当。現在同社運営の「vizlog」(「vizooを使ったグラフとブログ」)上でも、グラフとコメントを掲載中。国際基督教大学教養学部卒/2006年、米ハーバード大にてMBA取得。*「vizoo」とは?→株式会社フィルモア・アドバイザリーが企画、開発中のウェブサービス型可視化プラットフォームです。これにより、様々な数値データを自由自在にグラフ化することを可能にします。

世の中は不況の真っ只中、赤字だの、減収減益だの、下方修正だの、株式市場にとっても嬉しくないニュースが続いています。だけどそんな中でもきっちり増収増益の企業があるはず!ということで、まずは知る人ぞ知る、ユニ・チャーム ペットケア(2059)です。


(2008年度は会社予想数字)

この会社、ご存知ユニ・チャームの子会社、ペットフードとペットトイレタリーを日本のみで扱っていて、売上比率は6:4くらい。ここ数年もご覧の通りの増収増益が続いており、今期予想も売上高で9.0%増、営業利益で14.1%増とまさに絶好調!

しかもこの今期の予想、先週の第3四半期の発表後に上方修正されたのですが、相変わらずの保守的な予想です(ちなみに第1四半期でも、第2四半期でも、半期、通期の予想をそれぞれ上方修正していたのです)。。。例えば、営業利益の数字1つとっても、第3四半期までの累計が5,267百万円に対して、通期の予想が5,900百万円、つまり既に90%近くの達成率で、順調に行けば通期で予想を上回ってくるのもほぼ確実とも思えます。なお、昨年は通期実績に対する第3四半期までの達成率が75.6%、広告宣伝費の計上方法変更という特殊要因を除いても約80%でしたので、特に季節要因もないようです。

さて、この会社の強さを、グラフを見ながらもう少し分析してみます。まずは1枚目。ここ数年、毎年営業利益率が上昇しています。周りでは、原材料高だの、消費低迷で値下げだの言われている中での上昇ですから、この強さは光ります。

次に2枚目(グラフ右下のボタンをクリック!)。売上に対する販管費の比率が継続的に下がってきていることが分かります。実際の数字上は、2003年度の35.4%から、2007年度には32.6%まで減少しており、一方で粗利率が2003~2007年度の間44.2%~45.4%の間で推移していたことを考えると、この販管費率抑制が営業利益率上昇に繋がっていたことが伺えます。ちなみに今期第3四半期までの販管費率は29.1%ですから、この強さは本物!「ユニ・チャーム」ブランドの強さを活かしながら、実に効果的なブランド作りを重ねてきた証拠とも言えそうです。

さらに次のグラフを見てみると分かる通り、この会社、市場全体の拡大がない中でのこの実績ですから、本当に強い!

っていうか、そんなに美味しいのかな・・・、今度食べて・・・みないって!

では、おなかがすいたので、特集第1弾はこの辺でー。

Data source:会社HPペットフード工業会

*vizoo*
このページのコンテンツは、データ可視化サービスvizooを展開する、株式会社フィルモア・アドバイザリーの協力により、掲載いたしております。
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