今週はSQの週だが、北朝鮮リスクなければ上値を試す動きも

(指標)NYダウ

 先週の予測では、週末の10月6日(金)の雇用統計が注目となり、予想を上回れば追加利上げの観測がさらに高まり、ドルが買われて株価もサポートされるとし、週を通じては最高値圏でのもみあいが基本になるとしました。

 結果的には、トランプ政権の税制改革の期待が高まり、今月中旬から第3四半期決算発表、経済指標の強い結果を受けて10月5日(木)までは4日連続でNYダウ、ナスダック、S&Pの3指標そろって最高値を更新しました。NYダウは、この日22777ドルまで上昇して終値は△113ドルの22775ドルでした。週末の10月6日(金)は、注目の雇用統計は非農業部門雇用者数は予想を下回ったものの失業率や賃金など改善とチグハグな結果となったことでNYダウは▼1ドルの22773ドルと前日とほぼ変わらずで引けました。

 今週は、先週末の9月雇用統計の結果を受けて、年内の追加利上げ観測が高まってドルが113.44円まで買われましが、10日の北朝鮮の地政学的リスク懸念から、その後112.61円まで売られました。10日を何事もなく通過すればドル高は続くことになりますが、株価は3指標が4日連続の最高値更新となっており、高値警戒感がでるところです。又、18年度予算は下院で決定されましたが、上院の予算と相違があり共和党内でもめる可能性があります。7~9月期決算発表シーズンに入るため、個別で業績のよい銘柄の物色になってくるかもしれません。

 日本市場が休日の9日(月)のアメリカ市場は、朝方は3指標そろって上昇するものの北朝鮮情勢への警戒感が生じ、NYダウは▼12ドルの22761ドルと小反落となりました。

NYダウ10-10

(指標)ドル/円

 先週の予測では、ドルは強弱感はあるものの底堅い動きが想定され、週末の9月雇用統計が予想を上回れば、追加利上げの観測がさらに強まってドルが買われることになるとし、111~114円のレンジを想定しました。

 結果的には、週末の雇用統計発表までは特別の材料もないために、税制改革や追加利上げへの期待から1ドル=112円台の狭いレンジの値動きとなっていました。注目の10月6日(金)の9月雇用統計は、非農業部門雇用者数は予想に反して減少となったものの失業率が4.4%→4.2%へと改善し、賃金も予想以上の上昇となったことで追加利上げ観測が高まり、一時1ドル=113.44円までドルが買われました。しかし北朝鮮のミサイル発射が懸念されドルが売られて112.63円で引けました。

 今週は、先週末の9月雇用統計の結果を受けて、12月の追加利上げ観測がますます高まり、ドルが1ドル=113.44円まで買われる場面がありました。10日の北朝鮮のミサイル発射の可能性があるものの、これが何事もなく通過すれば、ドルは堅調な動きが想定されます。又、11日公表のFOMC議事録で追加利上げの示唆があればこれもドル買い要因となります。但し、目先の上値は114円水準と思われます。112~114円が基本レンジ。

為替10-10

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