ESGをいかに投資に活かすか~まずは読んでみて聴いてみよう

・ジェイ・ユーラス・アイアールの高山氏は、1)ESGについて、まずはコモンセンス(常識)で会社側の説明が腑に落ちるかを自分で判断する、2)次にガバナンス(G)については、取締役の構成や社外取締役の関与の仕方について着目するという。

・3)環境(E)と社会(S)については、企業の事業戦略と結びついているかをみる。4)ミニマム・リクワイアメント(最低必要条件)としてルールを守っているか、そして5)最も大事なことは、企業の価値創造にどうつなげているかをみるべし、と指摘した。

・以上の点を踏まえて、ESGを投資に活用するには、① Eでは、環境についてルールを守るだけでなく、企業の評価を高めるように活動しているか、② Sでは、国内、海外で働く人々の人権を無視するような不当なことをやっていないというだけでなく、生き生きと働けるような仕組みを作っているか、を聞いていく。

・③ Gでは、形だけの社外取締役ではなく、執行サイドのトップマネジメントの戦略を監督し、その報酬や後継者選びにも目を光らせて、もっと稼げる会社にしようとしているかについて、助言もしていく必要がある。

・個人投資家は、そんな難しいことは分からない、というかもしれない。そこで、難しくないように分かってもらう努力を、会社サイドがすべきである。中外製薬の内田氏は、家でごろごろ寝ころんでも読める統合レポート作りに力を入れた、と強調した。まずは、宝の山を期待して読んでみたい。間違いなく‘会社を見る目’は磨かれよう。

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