今週は、日経平均2万円台突破後、2万円台の値固め

(指標)NYダウ

 先週の予測では、政府の債務上限問題は12月まで延期され、トランプ政権の税制改革法案も議会との協議が進行していることで年内成立の期待が高まり株価にとってはプラスとなるものの、ハリケーン「イルマ」がフロリダ直撃の予想や北朝鮮リスクもあり株式市場は不安定となる動きを想定しました。

 結果的には、北朝鮮リスクにはそれほど反応しなくなりハリケーン「イルマ」もマイアミ直撃から免れ、ムニューチン財務長官が年内の税制改革の成立に言及したことで、リスク回避の巻き戻しが継続し、NYダウは6日続伸で4日連続の最高値更新、3指標そろって最高値更新が続きました。

 今週は、9月19~20日にFOMCが開催されますが、バランスシートの縮小開始の時期が示され利上げが見送られるとの見方が多く、一方で原油価格の上昇が続きハリケーン被害による復興事業が確認されれば年内利上げも意識されることで高値圏でのもみあいの可能性があります。

 9月15日の北朝鮮のICBM発射は織り込み済みだったものの国連安全保障理事会の制裁強化に踏み切る可能性高く、そうなると再び地政学的リスクが高まることになります。
 
NYダウ09-19
 

(指標)ドル/円

 先週の予測では、チャート上はドルが9月8日の107.7円で目先、下放れした形となったことで北朝鮮リスクが高まり、大型ハリケーン「イルマ」がフロリダを直撃すればドルが売られる可能性があるとしました。

 しかし、結果的には北朝鮮リスクは週始めから後退してドル買い・円売りとなり、8月の消費者物価指数が予想を上回ったことで年内利上げ観測が再浮上し、111円台までドルが買われました。9月15日の北朝鮮のミサイル発射で一時109円台後半まで急落するものの、すぐにリスク選考のドル買い・円売りとなって111.33円まで上昇しました。週の引け値は110.84円でした。

 チャートでは、9月8日の107.32円の安値をつけて切り返し9月15日に110.7円でドルが短期の買転換となっています。目先は112円が上値のフシとなります。

 今週は、FOMCでバランスシート縮小の決定がなされる見通しで、金融正常化の方針が維持されることになります。そうなると12月の追加利上げの可能性は残りドルの下支えとなります。又、トランプ政策の税制改革法案が議会で進展すれば株高・ドル高の要因となります。一方で北朝鮮の地政学的リスクは意識されますのでドルの上値も限定的といえます。110~112円のレンジを動きを想定。
 
為替09-19
 

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