注目3銘柄(2017.9.8)

チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。
 

第一実業(8059)【 2+→ 2+】

「18/3期通期の減益幅は縮小の可能性も」

 18/3期1Q(4-6月)の連結業績は、前期比15%の減収、同30%を超える減益になったが、これには前年同期の利益水準が端境期としては高かったためとも考えられる。受注は堅調で、18/3期1Qは前年同期比15%増、17年6月末の受注残高も前17/3期末に比べ12%増えた。ただ、特注品が増えていることや人手不足などから施工が後にずれ込み、納期が長期化する傾向も出ている。

予想ROE:8.3% PBR:0.9倍、来期予想PER:8.6倍、来期予想EPS成長率:21%株価(9/8終値):591円  
Fモデルによる理論株価:1071円(9月4日by杉山勝彦)
 

パーク24(4666)【 2+→ 2+】

「3Q累計は減益だが成長への費用先行が主因であり懸念は不要と考える」

 3Q累計の営業利益は前年同期比8.0%減の137億円となった。国内外駐車場事業、モビリティ事業ともに売上規模は順調に拡大した。ただし、外形標準課税増税、前期閏年からの営業日数減、海外M&Aに伴う一時的費用増、モビリティ事業での安全装備への投資や増車ペースの加速等による費用増などから減益。ただし、3Q(5-7月)のみではモビリティ事業収益改善などから同4.1%営業減益と減益幅が縮小した。

予想ROE:18.4% PBR:5.5倍、来期予想PER:24.9倍、来期予想EPS成長率:16%株価(9/8終値):2601円
Fモデルによる理論株価:1286円(9月5日by高田悟)
 

椿本チエイン(6371)【 2+→ 1】

「1Qは増益で順調に発進、自動車部品悪化は一時的で懸念は低いと見る」

 1Qの営業利益は前年同期比4.6%増の43.3億円となった。売上比重約4割の自動車部品が成長への費用先行や鋼材価格上昇などが影響し同10.9%営業減益となった。しかし、国内販売好調によりチェーンが同26.9%営業増益となり、前期の工場再編効果と受注回復により精機が同39.7%営業増益となったことに加え、マテハンの赤字縮小で吸収した。

予想ROE:9.8% PBR:1.0倍、来期予想PER:9.5倍、来期予想EPS成長率:9%株価(9/8終値):865円
Fモデルによる理論株価:1183円(9月7日by高田悟)
 
 
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出しております。(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)
〔 http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw 〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、レポート発行時に算出した値です。
 

このページのコンテンツは、TIWの協力により、転載いたしております。
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