外部環境変わらず、8月雇用統計を控えもみあい継続

今週は、8月雇用統計を控え様子見続く

 今週は引き続き、北朝鮮情勢とトランプ政権への懸念からこう着感の強い展開となりそうです。休日の間の26日(土)には、北朝鮮が短距離弾道ミサイルを3発発射しましたが、米国を射程に収める長距離ミサイルでなかったことで、米韓合同演習に対するけん制だとみられ、特別に地政学的リスクは高まっていません。一方でトランプ大統領は「人種差別」の元保安官に恩赦を与えたことで政権批判に歯止めがかりそうにない状況となっています。

 日経平均は、薄商いの中を為替のわずかの動きに左右される展開となっていますが、先週のジャクソンホールでのイエレン議長の講演では、金融政策について言及がなかったことで、利上げの時期は不透明なままとなりました。そのため今週末の8月雇用統計が注目となります。雇用統計が予想を上回れば年内利上げ観測が台頭し、その後の経済指標の結果によっては利上げ観測が高まりドルが買われやすくなります。一方でトランプ大統領がメキシコ国境の壁建設に関する予算を確保できなければ政府機関の閉鎖も辞さないと言及しており、政府の債務上限引き上げ可否を巡る問題もあり、株安・ドル安の要因となる可能性があります。そういうアメリカの状況を考えると為替は方向感が出にくく日経平均も19000~19700円のレンジの中で、さらに19300~19500円の小さなレンジを中心とした動きになりそうです。

 本日は、先週のジャクソンホール会合のイベントを通過したことで、朝方は買い戻しが先行し、一時△82円の19535円まで上昇しましたが、買い一巡後は円の強含みを受け伸び悩みました。下値も堅く▼32円の19420円の安値をつけたあとはこう着状態となり、先週末の終値近辺での動きとなり▼2円の19449円の小反落で引けました。売買代金は6営業日連続の2兆円割れとなっていることで大型株は避けて内需の中小型株中心に買われているようで、トピックスは+3Pの1600Pとなっていました。

 日経平均は200日移動平均線(本日19310円)を前に踏み止まっていますが、ここを終値で切ってくるともう一段下が想定されます。

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