今週は、3連休、夏期休暇などを控え、材料不足で2万円水準のもみあい継続

(指標)NYダウ

 先週の予測では、前週は高値圏のもみあいが続く中、史上最高値を更新していますが、これは金利引き上げ観測が後退する中、企業業績の好調が続いているためで、今週も高値圏のもみあいが続く中、同じような動きが想定されました。トランプ政権の政策実行への懸念が高まればドル売り・株売りの可能性もあるとしました。

 結果的に、トランプ政権内の混乱を受けて税制改革などが大きく後退するな中、好調な企業業績に目が向き株価を引き上げる展開となってNYダウは連日の最高値更新となっています。週末の8月4日(金)の7月雇用統計が予想を上回る結果を受け、3指標そろって上昇しNYダウは9連騰し、8日連続の最高値更新となって△66ドルの22092ドルで引けました。

 今週からは、そろって高値警戒感がでそうなところにきているので要注意といえそうです。先週まででNYダウは9日連騰し、8日連続の史上最高値更新となっています。7月雇用統計を除く経済指標は強弱交じっており、原油も50ドル付近まで上昇しており、今後の動向が注目されます。又、夏季休暇に入る投資家や市場関係者も多いため、いったんポジションを手仕舞する動きが相場全体の上昇を抑える可能性もあります。
 
NYダウ08-07
 

(指標)ドル/円

 先週の予測では、FRBの金融政策を見極めたいためにドルの上値は重い展開が想定されるとし、注目は週末の4日(金)の7月雇用統計とし、結果が悪ければドルは売られ、良ければドルが買われることになるとし、110~113円のレンジを想定。

 結果的には、週末の雇用統計前まではロシアゲート問題や3日の7月ISM非製造業景況指数が予想を下回ったこと、さらにインフレ鈍化の思惑が上がり長期金利が低下したこともありドル売りが活発化し、一時109.85円まで下落しました。しかし4日の7月雇用統計は予想を上回る強い内容だったことで年内追加利上げ観測が高まりドルが買い戻され、一時111.05円まで上昇し110.70円で引けました。

 今週は、先週末の7月雇用統計が予想を上回ったことで年内追加利上げ観測が浮上して、ドルが買い戻されたが、この流れが続くどうかは不透明といえます。それは他の経済指標は強弱マチマチであり、追加利上げに対する慎重な見方があるからです。又、一方でロシアゲートに関する捜査にからむ政治情勢が懸念材料として継続しており、ドル売り要因となっています。結局、ドルの上値は限定的で110~112円が基本レンジといえます。
 
為替08-07
 

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