注目3銘柄(2017.8.4)

チーフ・アナリスト藤根靖晃が、直近1週間に発行された全レポートから独自の視点(ROE・財務レバレッジ・PBR水準等)で、注目銘柄をピックアップします。
 

日本電産(6594)【2+→ 2+】

「1Qは順調な決算。通期予想を小幅引き上げ。株価の見方は不変」

 18/3期1Q(4-6月)は、売上3,430億円(前年同期比24%増)、営業利益390億円(同24%増)。買収を完了した新規連結の寄与もあり、2割を超える増収増益を達成。かつて完全子会社化した子会社群も不採算製品の整理と、自動化や環境対応といった成長分野への転換が功を奏し、着実に収益向上が進展。HDDモータの需要変動に左右されない収益構造ができつつあることを一段と窺わせる内容といえる。

予想ROE:14.3% PBR:4.1倍、来期予想PER:24.1倍、来期予想EPS成長率:15%株価(8/4終値):12720円 
Fモデルによる理論株価:6499円(7月31日by服部隆生)
 

小糸製作所(7276)【 2+→ 2+】

「国内が想定以上に好調、早くも計画を上方修正」

 1Qは前年同期比17%増収、営業利益が同34.6%増の232億円となった。為替が前年と同水準で推移する中、国内外での受注拡大、自動車ランプLED化の進展などから大幅増収、大幅増益となった。また、日本、北米、中国、アジア、欧州の全ての地域セグメントが増収となったが、日本が同20.8%増収、同65.9%増益と特に好調で全体を牽引した。

予想ROE:15.3% PBR:3.0倍、来期予想PER:15.4倍、来期予想EPS成長率:7%株価(8/4終値):6630円 
Fモデルによる理論株価:4945円(7月31日by高田悟)
 

JCU(4975)【 2+→ 2+】

「高利益率の薬品売上が1Qで過去最高」

 7月31日に1Qの決算が発表された。前年同期比増収増益、かつ1Qの過去最高営業利益率(29.3%)で着地した。理由は、①高収益の薬品売上高構成比率が上昇(1Qの薬品売上高は過去最高。ここ数年の薬品売上高構成比率より1%高い)、②ハイエンドスマートフォン向けプリント配線板製造を行う顧客の新工法向け薬品の納入が始まった、からである。

予想ROE:24.0% PBR:3.3倍、来期予想PER:12.2倍、来期予想EPS成長率:6%株価(8/4終値):4490円 
Fモデルによる理論株価:5300円(8月4日by山方秀之)
 
 
TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出しております。(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)
〔 http://column.ifis.co.jp/category/market/tiw 〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、レポート発行時に算出した値です。
 

このページのコンテンツは、TIWの協力により、転載いたしております。
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