今週は、為替の動きに注目。円安基調だがSQ算出日の週で乱高下も

先週は、20197円を高値にもみあって週後半は2万円割れ

 先週の予測では、東京都議選の大敗を受けてのスタートは、安倍政権の基盤が揺らぐことになるが目先的には苦戦はすでにマスコミ等のニュースでわかっており、6月30日の一時2万円を切る下げはそれを織り込んでいるとし、アメリカ市場の動き(休日や週末の6月雇用時統計など)に合わせて、日本市場も様子見ムードが続き、25日移動平均線水準である2万円を安値に下値固めを想定しました。

 結果的には、為替は1ドル=113円台で安定していたものの、7月6日(木)に手がかり材料不足から▼87円の19994円と25日移動平均線を切ったことで目先下放れの形となり、週末の7日(金)は▼64円の19929円と続落しました。

 7月3日(月)は、前日の都議選の自民党大敗はすでに織り込まれており、逆に寄り前発表の6月日銀短観が予想を上回ったことで買い先行となり、一時△62円の20096円まで上昇し、大引けは△22円の20055円でした。4日(火)は前日のNYダウと欧州株高、さらに1ドル=113円台への円安を好感し、△136円の20192円で寄り付きましたが、その後伸び悩み、この日は北朝鮮のミサイル発射(大陸間弾道弾)があり、後場になると下げに転じ▼23円の20032円と25日移動平均線水準で止まりました。 5日(水)は、前日のアメリカ市場は休場で手がかり材料に乏しい中、先物売りに押されて一時▼143円の19888円まで下げましたが、後場になると日銀のETF買いをきっかけに先物にまとまった買いが入り、大引け近くにプラスに転換し、△49円の20081円で引けました。日銀のETF買いは国による株式市場の買い支えであり(PKO:価格維持操作操作)、相場をよわめることになるのでどこかでその悪影響がでてくることになります。

 6日(木)は、アメリカの6月雇用統計やG20を控えて様子見ムード強く、終値では6月16日以来の3週間ぶりの2万円割れと同時に25日移動平均線(この時点で20052円)を割って引けました。そのためこの日のチャート分析で、下値はサポートしてきた25日移動平均線を切ってきたことは注意が必要で、その背景には欧米の量的緩和から利上げへの方向転換や北朝鮮問題、さらに都議選での自民党大敗による安倍政権への懸念の高まりを不安視するものであり、いったん調整入りする可能性もアタマに入れておく必要があるとしました。

 6日の引け後のアメリカ市場は、6月ADP雇用統計が予想を下回ったことで、7日の6月雇用統計への期待がしぼみ、又、アメリカのバランスシートの縮小や欧州中央銀行、イギリス中央銀行の金融正常化への動きが、世界的な債券利回りが上昇となったことで、アメリカ株式は全面安となりました。これを受けて7日(金)の日本市場は▼137円の19856円で寄り付き、その後は日銀が国債買い入れの増額と2月以来の指値オペを実施すると円が全面安となって113.84円まで売られました。これによって日経平均は戻りを試して一時▼14円の19979円となりましたが、2万円は回復できず▼64円の19929円の終値となりました。

 7日(金)のアメリカ市場は、前日のADP雇用統計とは逆に6月雇用統計は非農業部門雇用者数が予想の+17.9万人を大きく上回る+22.2万人となったことでアメリカ経済に対する安心感が広がり、NYダウは△94ドルの21414ドルと反発しました。利上げ観測が高まり日米金利差拡大期待から一時1ドル=114.18円までドルが買われましたが、113.91円で引けました。シカゴ日経先物は△70円の20020円でした。

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