今週も、手がかり材料不足の中、加計学園問題、都議選を横目にもみあいへ

(指標)NYダウ

 先週の予測では、6月利上げが決定し、さらに追加利上げがもう1回示唆されたことで、相場は強気になりそうですが、トランプ大統領の政治リスクがあり、経済政策の実行が遅れることで最高値更新といっても上昇は続かず、最高値圏でのもみあいが続くとしました。

 結果的に、6月20日こそザラ場で21535ドルの最高値更新となりましたが、その後は小幅ながら4日続落の21394ドルで引けました。6月19日(月)は、フランス国民議会選挙を好感したヨーロッパ株式の上昇を引き継ぎ、アメリカ株式も大幅上昇、特に相場の重しとなっていたテクノロジー株が上昇し、国債利回りの上昇で金融株も高くなり、△144ドルの21528ドルの最高値更新となりました。6月20日にザラ場で21535ドルをつけたあとは反落となり4日続落で引けました。

 柴田罫線では、2013年10月9日の14719ドルからの上昇トレンド(A)の下値斜線で終値ではアタマを押さえられる形となっています。

 今週は、上院でのオバマケア代替法案が早期に採択されるのかどうか注目となります。否決されたり調整が長引くようだと、トランプ政権の柱である大幅減税を盛り込んだ税制改革の成立が遅れることになり、株式相場にはマイナス要因となります。それがハッキリするまでは、これまでのように最高値圏でのもみあいが続くことになります。
 
NYダウ06-26
 

(指標)ドル/円

 先週の予測では、FOMCでの6月利上げ決定のあと年内あと1回の追加利上げが示唆されたものの、市場は強気の見方に懐疑的になっていることで、長期金利の上昇は上値が重いためドルも上値が重くなり、109~112円のレンジ内の動きとしました。

 結果的には、111円をさはんだ狭い範囲でのもみあいとなりました。インフレ鈍化の思惑から追加利上げに対する疑問が広がりましたが、日米の金利差を見込んだドル買いは縮小せず、110円台後半で下げ渋りました。

 6月19日(月)の110.75円をドルの安値とし、6月20日(火)の111.79円をドルの高値とする狭いレンジでもみあい、週末の6月23日(金)の引け値は111.31円でした。

 今週も、FRBの追加利上げへの懐疑的な見方が残っており、今後の利上げの方向を見極める方向感のない展開となりそうです。6月29日(木)の1-3月期GDPの内容により、インフレ鈍化が強まれば追加利上げ継続への疑問が高まり、ドル売りが強まる可能性があります。そうでなければドルは狭い範囲のもみあいとなって110~112円台でのレンジとなりそうです。
 
為替06-26
 

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