今週は、短期の過熱感もあり2万円を前に高値圏での日柄調整

今週は、短期の過熱感もあり19500~2万円の間のもみあい

 今週は、大手銀行の決算を控えているものの、本日(15日)で大方の決算が通過し、改めて業績の再評価をする展開となりますが、目先の2万円のカベは厚く19500~20000円の中でのもみあいが想定されます。日経平均は先週の11日(木)には、19989円まで上昇してあと一歩のところでしたが、2万円水準は売り圧力強く突破できませんでした。さらに週末の12日(金)の5月SQ値は19991円をつけ、日経平均は、ここをタッチできずに下落となりましたので、幻のSQとなり19991円は目先の上値として意識されることになります。相場環境としてFOMCによる6月利上げ観測の確率が高まり、日米金利差拡大期待から円安の基調があるものの、トランプ大統領のFBI長官の解任問題が政治混乱となって政策の実施が遅れる懸念からドル買いが進みにくい状況となっています。日経平均が確実に2万円を突破するためには、1ドル=115円をこす円安が期待されているようです。 しかし下値も限定的で19500円水準はPER15倍(12日時点15.4倍)と居心地のよいところであり、又、今年の3月までは19000~19500円のもみあいが続いていましたので、19500円水準はボックスの上限にあたり、ここを突破しているので今度は下値水準として作用するところです。 アメリカ市場でもう1つ気になるのがNYダウの動きです。高値圏でもみあっていますが、S&Pやナスダックが史上最高値更新を繰り返しているにもかかわらず3月1日の最高値21167ドルを突破できないでいます。アメリカの1-3月期GDPが予想を下回ったことに関して、FOMCは5月2~3日の声明文で一時的だと強気の見方を示しましたが、先週の12日(金)の4月消費者物価指数が予想を下回り(2015年10月以来の2.0%割れ)、4月小売売上高も予想を下回ったのは気になるところです。今後、個人消費関連の経済指標が注目となります。

 本日は、アメリカの長期金利低下に伴う円の強含みや、14日(日)早朝の北朝鮮のミサイル発射を嫌気し、▼130円の19753円と売り先行で始まるものの、▼143円の19740円の安値をつけたあとは、下げ幅を縮小し日銀のEFT買いへの思惑も下支えとなり、後場には大引けにかけて戻り歩調を保ち▼14円の19869円とこの日の高値で引けました。

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