【IRアナリストレポート】コシダカホールディングス(2157)

~カラオケで首都圏攻勢とアジア展開を加速、カーブスは圧倒的存在へ~

【ポイント】
・カラオケの収益力がはっきりと復調してきた。今上期の営業利益は会社計画を上回ったが、カラオケの貢献が大きい。ここ2年、カラオケの構造改革を進め、首都圏への出店攻勢をかけてきたが、その効果が顕在化しており、今後も持続しよう。シンガポールでは、日本のまねきねこ方式が人気を集め、収益性が高まっている。将来は、内外のカラオケで1000店を目指すという方向に展開しよう。

・カーブスは、会員が現在80万人であるが、100万人まで拡大できそうである。従来の見方よりパイはかなり大きくなりそうなので、引き続き業績を牽引しよう。フィットネスの新たなビジネスモデル作りも期待したいところである。温浴は黒字化した後、収益性がさらに向上している。次の成長戦略を検討することになろう。

・当社は、今年創業50周年を迎えた。カラオケの店舗数でトップクラス、フィットネスの店舗数では日本No.1である。温浴の再生マネジメント力も培った。2017年2月末現在、カラオケ国内477店、海外24店、フィットネス1760店、温浴5店を展開している。

・当社の事業発展の軸は「既存業種新業態」、つまり、既存市場での事業を、新業態の仕組みに変えていくことである。「総合余暇サービス提供企業」をビジョンに掲げ、アミューズメント、スポーツ・フィットネス、観光・行楽、趣味・教養の4つを事業領域とし、その中で、「既存業種新業態」を開発していく。将来は1000億円企業を目指している。

・市場の拡大という水平の軸、ハード・ソフトの革新という垂直の軸で、カラオケにおける新しいビジネスモデルの確立を目指している。首都圏は激戦のようだが、まねきねこは差別化して、収益性を確保できる。韓国はもう一工夫が必要だが、シンガポールの経験を活かして、アセアン各国への展開がスタートしよう。

・2008年に買収したフィットネスの「カーブス」は、カラオケの利益率を大きく抜いている。当面カラオケは500店以上、フィットネスは2000店以上へ拡大する方向である。経常利益100億円は十分狙える。業績は好調でピーク利益の更新を続けよう。ROEは高く、独自のビジネスモデルで価値創造を行うユニークな企業として高く評価できよう。
 
目 次
1.特色 「既存業種新業態」の総合余暇サービス提供企業
2.強み 女性専用フィットネスが圧倒的キャッシュカウに成長
3.中期経営方針 カラオケの市場開拓に成果、3本柱の展開へ
4.当面の業績 カラオケが今2017年8月から本格復調
5.企業評価 首都圏攻勢と海外展開の加速に注目

 

コシダカホールディングス(2157)
企業レーティング
株価(17年5月2日) 2714円
時価総額 521億円(19.2百万株)
PBR 3.06倍
ROE 18.4%
PER 16.6倍
配当利回り 1.3%
総資産 35947百万円
純資産 15928百万円
自己資本比率 41.9%
BPS 887.2円
(百万円、円)
決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 EPS 配当
2009.8 18955 1496 1427 549 28.7 4.8
2010.8 21932 2503 2579 1125 58.6 10.9
2011.8 29093 3356 3336 2877 149.9 12.5
2012.8 33746 4077 4096 2279 119.3 17.5
2013.8 34515 4151 4237 3072 162.1 25.0
2014.8 37720 4276 4370 2423 127.9 27.5
2015.8 44257 4394 4492 2098 112.8 30.0
2016.8 51170 4810 4699 1900 104.7 32.0
2017.8(予) 55000 5860 5950 2930 163.2 34.0
2018.8(予) 61000 6600 6600 3200 178.2 36.0

(17.2ベース)
(注)ROE、PER、配当利回りは今期予想ベース 08.8期までは単体、それ以降は連結。11.8期末に1:400、14.8期末に1:2株式分割を実施。それ以前のEPS、配当は修正ベース。2017.2期は中間配に1部上場記念配2.0円を含む。
 
企業レーティングの定義:当該企業の、①経営者の経営力、②事業の成長力・持続力、③業績下方修正の可能性、という点から定性評価している。A:良好である、B:一定の努力を要する、C:相当の改善を要する、D:極めて厳しい局面にある、という4段階で示す。

レポート全文はこちらから
http://www.belletk.com/kosidaka201705.pdf
 

日本ベル投資研究所の過去レポートはこちらから

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事

 
 
みんかぶマガジン> 全ての記事> 注目銘柄・企業情報> 【IRアナリストレポート】コシダカホールディングス(2157)